プロレス暗夜行路 購入 - その他
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プロレス暗夜行路 購入

2009/09/13 編集
その他




あの「プロレス下流地帯」から半年、宝島社が「プロレス暗夜行路」を発売しました。早速、購入して読んでみました。その内容について少し触れてみたいと思います。


感想↓


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今回、まず目を引くのは、「三沢光晴が泣いている」の文字。言わずもがな、6月に亡くなった三沢さん亡き後のノアの様子を書いています。

内容としては、主に「ノアの内紛~百田離脱の真相~仲田龍の今後」

という流れで書かれていますが、個人的には、前回よりもガチすぎて読みごたえに欠けるといった感じがしました。百田離脱のあたりは、プロレスファンなら「もういいよ・・」となっているので、いまさらあえて書くこともないかなと。


逆に面白かったのは、「新日本プロレス秘史開封 最高経営責任者会議『月曜会』の議事録を発掘!」でした。1989年の新日本プロレスの議事録が今ここに封を解かれます。

と同時に、アントニオ猪木の経営者としての正しい判断に一番驚きました。猪木は、しっかりと全日本の様子もわかっていたうえで
社内の情勢を引き締めようとしていた様子がわかります。

さて、前回に続き、原田久仁信氏の漫画が載っていました。タイトルは「平壌の冷たい夏」。そう、1995年に行われ、19万人の観客を動員した平壌興行の内幕を描いた漫画です。前回と同じく、かなり見ごたえがあり、面白かったんですが、前回のWJが面白すぎてなかなか話にのめりこめませんでした。今回は絶対にノア漫画を描いてくれると思ったんですが、まだ準備段階なんでしょうか。


さて、近年、宝島社が出版したこの2つのムックはプロレスファンの間でもかなりの評判を呼んでいる作品となっています。日本のプロレスファンというのは、ともかく「裏」「スキャンダル」に注目するもの。それを満たしてくれるこのシリーズは、買っちゃいますね、やっぱり(笑)。ひとつ注文をつけるとすれば、ターザン山本氏のあたりはいらなかったなあ。



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