【新日本プロレス】12.11大阪大会、小島vs中邑の対決はどうなる!
つい先日、小島vs真壁のIWGP戦を見ました。内容は、終始小島が圧倒。
首攻めに絞り、最後はラリアット。
試合後の感想などを見ていたかぎり、「大味」という感想が多かったんですが、
そんなことは決してなかったですね。むしろ気持ちが出ていて面白かったですよ。
さて、そんな新王者・小島ですが、12月11日の大阪大会で
中邑真輔とIWGP戦を行うことが正式決定しました。

小島は中邑と因縁があります。
時は2005年2月20日。当時のIWGP王者であった天山広吉と小島聡は
IWGP・三冠のダブルタイトルマッチで戦い、59分45秒で小島が勝利。
その後、小島が取った行動が波紋を呼びます。
なんと小島は、IWGPベルトをリングに投げ捨てるという行動を起こします。
それに最も怒りを示したのが中邑でした。小島の控え室前で中邑は報道陣に言いました。
「俺が取り返せば良いって話でしょ!?試合組めっつーんだよ!!」

そして2005年3月26日、急きょ行なわれたIWGPヘビー級選手権試合は、
60分フルタイムドローという結果に終わります。
当時、あの戦いの前、私は「小島のラリアット食ったら終わりだな」と思っていました。
線の細い中邑が、小島のラリアットをまともに受けられるはずがない、と。
しかし中邑は、100%ラリアットをキックアウトしました。
私の不安が払拭された瞬間でした。「ああ、中邑は大丈夫なんだ」と。
正直、ずっと不安でした。特に「他団体選手との初対決」は。
普段から肌を合わせていないぶん、何かのはずみでアクシデントが起こったら
どうしよう・・そう考えていました。小島のラリアットを今の中邑が受けて大丈夫なのか。
そんな不安があったんです。
その後も関節技主体で攻めていた中邑でしたが、あの試合で初めて
タイガースープレックスホールドを出しました。
ドローの瞬間、マットを叩いて悔しがる中邑。そんな中邑を見て、
私は「この2人の決着はつけるべきだろう」と思いました。
今回、その機会がやって来たわけです。

中邑はそこまで意識していないかもしれませんが、
小島がここまで中邑にこだわる理由は何なのでしょう。
「フィーリングで決めた」と言っていますが、決してそうではないと思います。
小島はあの60分の中で、中邑に対し、プロレスラーとして特別な「何か」を感じ、
いつか大舞台で決着をつけたいと考えていたのではないでしょうか。
G1の決着など、ささいなものと私は思っています。
むしろ、5年前のあの戦いが、小島をつき動かした理由だと思っています。
次回大会のPVがアップされたようですので、続きに貼っておきます。
IWGP戦も楽しみですが、棚橋と後藤のシングルも楽しみです。
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