【新日本プロレス】レッスルキングダムVI in 東京ドーム大会 感想 - 新日本
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【新日本プロレス】レッスルキングダムVI in 東京ドーム大会 感想

2012/01/05 編集
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新日東京ドーム大会見終わりました。
今年は「煽りより内容の大会」だと思っていたとおり、
煽りVは極力少なく、しかし内容の濃い大会となりました。
あまり長々書いてもアレなので、気になったものだけ書いていきます。



まず最初にダメな部分。オカダと真壁と後藤の試合。
オカダは5分弱で大した見せ場もなく終わるし、真壁と高山は
フィニッシュでなんとか形をつけた試合。
最後のキングコングニーは鋭角に当てていたのでまだ見れましたけどね。

後藤vs杉浦はダメダメ。特に後藤。最後、昇天に行くときの間がひどすぎる。
解説の山崎さんも言ってたじゃないか後藤!
「後藤は余計なことをしなければ勝てます」って。

試合前の歌舞伎役者みたいな衣装とか致命的。
杉浦に勝つことは勝ちましたが、無理がある勝利でした。
これでは「杉浦に勝った」とは言えませんね。



さあ、ここからは良い部分!

いやー、まずはなんと言ってもベンジャミン!
ドームの観客が全員、度肝を抜かれたことでしょう!
前評判どおりの身体能力と技の的確さ、日本向きのレスラーと言われていただけに
相手の高橋、田中とのスイングしましたねえ。
最後は圧巻!トップロープにジャンプで飛び乗った瞬間、ドームがどよめきました。
あれをヘビー級でやりますか!
新日上層部は、すぐにでもベンジャミンの継続参戦をROH側と交渉するべきです。
文句なしに今後も見たいレスラーのひとりとなりました。


次にセミの「内藤vs武藤」。
もうこれは「武藤の武藤による武藤のための試合」になりました。
入場がなんとトライアンフ!あれ反則ですよ(笑)。あそこで観客の心を
ガッシリと持って行きましたからねえ・・試合は8:2の割合で
武藤ばかりが技を出しまくっている状況。内藤はほとんど技出してません。
なんせドラスクと低空ドロップキック、足四の字のフルコース。
最後はムーンサルトで締めると、ホールドアウトがドームに流れます。

内藤、泣いてました。悔し泣きです。唯一、内藤が武藤に勝ったかな?と見た場面は
試合後に武藤が握手を求めてきたとき、内藤はその手をパンッとはねのけたんです。
武藤、ムッとしてました。あそこは内藤の勝ち。
いやー、それにしても試合前の期待値が高すぎたのか・・もうちょっと拮抗する
闘いになると思ったんですが、蓋を開けてみれば、
内藤が武藤の掌の上で転がされているといった印象だけでした。


メインは久々に興奮しました。試合終盤、なんとゴッチ式パイルを棚橋が返す!
鈴木もその後のハイフライを返す!これで完全に勝者がわからなくなりました。
もう棚橋はクチの中を切って流血するわ、鈴木は執拗なスリーパーをやってくるわで
「もしかしたら棚橋、負けるんじゃないのか!?」って思わせられましたが、
最後はハイフライ2連発で棚橋がIWGP最多防衛記録更新!!
うーん、歴史のぶつかり合いは凄まじい消耗戦になりました・・。


そして今日は、メインが終わったあと、もうひとつサプライズがありました。
棚橋の勝利者インタビューがいまにも始まらんとしているそのとき!
なんとオカダ・カズチカが乱入!
お客さんから「お前はまだはえーよ!!」という声が響く響く!
あの会場の一体感(笑)!今日一番だったんじゃないでしょうかね。

でもこれ、オカダにとっては最高に“おいしい”記憶を残せたんじゃないでしょうか。
東京ドームのメイン後に乱入とか、恐れ多くてできませんよ(笑)。
将来、彼の行動が煽りVに入るかと思うとワクワクします。
棚橋だって最初はブーイングから始まりました。オカダはお客さんに力を見せつけて
力で上がってやればいいんですよ。ブーイング上等じゃないですか。
今日の行動、評価します!レインメーカー、岡田さんの今後に期待!

まあ蓋を開けてみれば何だかんだで盛り上がりましたねえ。
やっぱ1.4はプロレスの日!最高じゃないですか!
これをバネに今年も新日には飛躍してほしいですね!

スポーツナビ|新日本プロレス「NJPW 40th anniversary Tour.レッスルキングダムVI in 東京ドーム」

01/04(水) 17:00 東京・東京ドーム|NJPW 40th anniversary Tour. レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム|大会結果一覧|Match Information|新日本プロレスリング

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