ドラゴンクエストシリーズの知られざる豆知識・裏設定あれこれ
いまだに全世界で絶大な人気をほこる「ドラゴンクエスト」シリーズ。
子どものころは設定がわからなくても、大人になり、その世界観があまりにもよく考えられていたことに気づいた人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなドラクエの知られざる裏設定についてご紹介します。
長くなったので続きはこちらになります。(続・ドラゴンクエストシリーズの知られざる豆知識・裏設定あれこれ)
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たとえば、「ロト三部作」と呼ばれる、ドラクエ1~3の作品。
順序は3(主人公がロト)→1(3から百年後)→2(1から数百年後の世界)。
そして4~6の「天空シリーズ」。順序は6(4以前の世界)→4→5(4から100年後)。
しかしこれらの物語には、「裏設定」が存在するといわれています。
私が好きなのは「テリー=ダークドレアム=エスターク」説ですね。テリーのワンダーランドでも、そういう説を裏付けるかのようなイベントがあります(ダークドレアムが「お前は俺のようにはなるな」というセリフがある)。
開発者が語ったものからウワサ話まで・・。どれを信じるかはあなた次第。
■ モンスターの設定など
ドラクエ3の竜の女王の卵が竜王であるという説。ゲーム中で明言されたことはない。
テリー=ダークドレアム=エスターク説
テリーが最強のモンスターマスターになったあと、力に魅入られて進化の秘宝を使ってダークドレアムになり、さらに秘宝で力を得たテリーはその後、「地獄の王エスターク」と呼ばれるようになった・・という説がある。
事実、『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』で終盤のダンジョンに出現する謎の剣士はテリーの成長した姿であり、その青年が少年テリーに「闇のチカラに取り込まれるな!」とか「お前は俺のようにはなるな!」といった意味深なセリフを残して消えていきます。察するに、このテリーは闇の力に魅入られたテリーで、後に進化の秘法を使うであろうテリーの姿なのでしょう。
ダークドレアムの名前の由来は「Dark Dream(悪夢)」から。
マミーは体にやくそうが入っているので腐らない。
モンスターが金を落とす理由はハーゴンが宝石を魔物に変えているから。
スライムはオスで草食、スライムベスはメスで雑食。
ぶちスライムは「自分より弱いモンスターがいたらいいな」というスライムの夢から生まれた。
メタルスライムは、「みかわしのふく」を着たスライムがミスリル銀でコーティングされ、冷えて固まったものである。
はぐれメタルが幸せの靴を持っているのは、とあるアクシデントから精霊ルビスを守ったさい、お礼としてもらったから。すぐ逃げるのも、ルビスからもらった大事なものを守るため。
ドラキーはコウモリのモンスターだが、当初は蛾のモンスターという設定だった。
ドラキーマの名の由来は「ドラキーママ」だから。これはドラクエ8のモンスターリストにて判明。
ベリアルは、ベビーサタンが修業して出世したモンスターである。
キラーマシンなどのマシン兵器は、失われた古代技術で開発された。
メタルハンターはゾーマが異世界から召喚したもの。
スライムナイトの上の騎士もスライムの一部といわれている。
スライムナイトとメタルライダーは盾のデザインが違う。
マドハンドには本体がある。ちなみにマドハンドは草食、ブラッドハンドは肉食。
ゴールドマンの足が速いのは、ストーンマン時代に素早さを上げようと努力した結果である。
人食い箱は「体すらとどめられないくらいに腐ってしまった『腐った死体』」である。
ミミックは空の宝箱にブリザードが入ったものといわれているが、入っているのはブリザードと断定されてはいない。
「北の極寒の地に住んでいた」、「暑さに長く耐えられない」「死の呪文を得意とする不定形の体を持つ」生き物が故郷から食糧不足のためやむをえず旅立ったが、彼らの多くが熱で死亡。そんななか、運良く食べ物を保管するための冷却の魔法がかかった宝箱の中に避難したのが「ミミック」であるという説がある。
フレイムは火傷で死んで恨みを持った凶暴な種類と、熱い男が未練だけ残してこの世を去ったのがモンスターになった2タイプがいると言われている。
ギズモの語源は、SF小説「ガス状生命体ギズモ」からだとされている。
■ 呪文の設定
ホイミの語源は「ホイッと身を助ける」から。ちなみに「ホイミ」はスタッフ内で不評だったが、「身をなんとかする」という語感でコレにしたとのこと。
「ギラッ」と光るからギラ、「メラメラ」と燃えるメラ、ヒャドのヒャは「ヒヤッとする」のヒャ。ヒャダルコは東北地方の方言の「ひゃだるっこい」から来ているらしい。
メラゾーマはゾーマの力を借りている魔法なので、ゾーマ亡き後の1、2ではメラゾーマが存在しない。ドラクエ4以降のメラゾーマは別物という説がある。
メガンテは「目が点になる」ような呪文。
パルプンテは古代呪文。
メダパニは「目玉がパニック」から。
トヘロスは「徒労を減らす」から。
マホカンタは元々「マホステマ」という名前だったらしい。
マホステ = 魔法 捨てる。
ザキは血液を凍らせて殺す呪文なので、氷のモンスターには通用しない。
ドラクエ2のザラキ、結果的には即死だが、内部処理で511という大ダメージを与えている。
パパスのベホイミはベホマである。
ギガデインは雷の呪文ではなく、敵を体内から爆発させる爆破系呪文である。
FFで「ケアル」の語源となった「cure(治療する)」は、ドラクエにおいては「キアリー」の語源。
「モシャス」の語源は「模写す」。
「トラマナ」の語源は「『トラ』ップ踏『まな』い」。
「インパス」の語源は「in(中を) parse(分析する)」
「イオナズン」の語源は「ionize(電離する)」。
■ 武器・道具の設定
王者の剣は、のちのロトの剣である。ちなみにスタッフ内では日本刀の設定だった。
「おなべのふた」はそのままの商品ではなく、一応、戦闘用の持ち手がついた仕様になっている。
王者の剣 → オリハルコン製
光の鎧 → ブルーメタル製
勇者の盾 → ミスリル銀製
オリハルコン → 幸せの靴等(神々の為の金属という設定)。
ミスリル銀 → 魔法の鎧等(回復の付与効果がある設定)。、光の剣、ミスリルヘルム等(人間にも技術があれば比較的容易に加工できる設定)。
※魔法の鎧はミスリル銀製であるとの情報提供をいただきました。訂正させていただきます。
こうしてみると、三種の神器が別格なのは神々(特にルビス)の祝福なのだとわかる。ちなみに、ラーの鏡や最後の鍵は特殊すぎる金属を使っているので一点もの。
「さいごのかぎ」の先端部に使われている材質は「マネマネ銀」である。つまり、「どの鍵穴に対しても形を変えてしまうカギ」という設定である。
長くなったので続きはこちらになります。(続・ドラゴンクエストシリーズの知られざる豆知識・裏設定あれこれ)
順序は3(主人公がロト)→1(3から百年後)→2(1から数百年後の世界)。
そして4~6の「天空シリーズ」。順序は6(4以前の世界)→4→5(4から100年後)。
しかしこれらの物語には、「裏設定」が存在するといわれています。
私が好きなのは「テリー=ダークドレアム=エスターク」説ですね。テリーのワンダーランドでも、そういう説を裏付けるかのようなイベントがあります(ダークドレアムが「お前は俺のようにはなるな」というセリフがある)。
開発者が語ったものからウワサ話まで・・。どれを信じるかはあなた次第。
■ モンスターの設定など
ドラクエ3の竜の女王の卵が竜王であるという説。ゲーム中で明言されたことはない。
テリー=ダークドレアム=エスターク説
テリーが最強のモンスターマスターになったあと、力に魅入られて進化の秘宝を使ってダークドレアムになり、さらに秘宝で力を得たテリーはその後、「地獄の王エスターク」と呼ばれるようになった・・という説がある。
事実、『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』で終盤のダンジョンに出現する謎の剣士はテリーの成長した姿であり、その青年が少年テリーに「闇のチカラに取り込まれるな!」とか「お前は俺のようにはなるな!」といった意味深なセリフを残して消えていきます。察するに、このテリーは闇の力に魅入られたテリーで、後に進化の秘法を使うであろうテリーの姿なのでしょう。
ダークドレアムの名前の由来は「Dark Dream(悪夢)」から。
マミーは体にやくそうが入っているので腐らない。
モンスターが金を落とす理由はハーゴンが宝石を魔物に変えているから。
スライムはオスで草食、スライムベスはメスで雑食。
ぶちスライムは「自分より弱いモンスターがいたらいいな」というスライムの夢から生まれた。
メタルスライムは、「みかわしのふく」を着たスライムがミスリル銀でコーティングされ、冷えて固まったものである。
はぐれメタルが幸せの靴を持っているのは、とあるアクシデントから精霊ルビスを守ったさい、お礼としてもらったから。すぐ逃げるのも、ルビスからもらった大事なものを守るため。
ドラキーはコウモリのモンスターだが、当初は蛾のモンスターという設定だった。
ドラキーマの名の由来は「ドラキーママ」だから。これはドラクエ8のモンスターリストにて判明。
ベリアルは、ベビーサタンが修業して出世したモンスターである。
キラーマシンなどのマシン兵器は、失われた古代技術で開発された。
メタルハンターはゾーマが異世界から召喚したもの。
スライムナイトの上の騎士もスライムの一部といわれている。
スライムナイトとメタルライダーは盾のデザインが違う。
マドハンドには本体がある。ちなみにマドハンドは草食、ブラッドハンドは肉食。
ゴールドマンの足が速いのは、ストーンマン時代に素早さを上げようと努力した結果である。
人食い箱は「体すらとどめられないくらいに腐ってしまった『腐った死体』」である。
ミミックは空の宝箱にブリザードが入ったものといわれているが、入っているのはブリザードと断定されてはいない。
「北の極寒の地に住んでいた」、「暑さに長く耐えられない」「死の呪文を得意とする不定形の体を持つ」生き物が故郷から食糧不足のためやむをえず旅立ったが、彼らの多くが熱で死亡。そんななか、運良く食べ物を保管するための冷却の魔法がかかった宝箱の中に避難したのが「ミミック」であるという説がある。
フレイムは火傷で死んで恨みを持った凶暴な種類と、熱い男が未練だけ残してこの世を去ったのがモンスターになった2タイプがいると言われている。
ギズモの語源は、SF小説「ガス状生命体ギズモ」からだとされている。
■ 呪文の設定
ホイミの語源は「ホイッと身を助ける」から。ちなみに「ホイミ」はスタッフ内で不評だったが、「身をなんとかする」という語感でコレにしたとのこと。
「ギラッ」と光るからギラ、「メラメラ」と燃えるメラ、ヒャドのヒャは「ヒヤッとする」のヒャ。ヒャダルコは東北地方の方言の「ひゃだるっこい」から来ているらしい。
メラゾーマはゾーマの力を借りている魔法なので、ゾーマ亡き後の1、2ではメラゾーマが存在しない。ドラクエ4以降のメラゾーマは別物という説がある。
メガンテは「目が点になる」ような呪文。
パルプンテは古代呪文。
メダパニは「目玉がパニック」から。
トヘロスは「徒労を減らす」から。
マホカンタは元々「マホステマ」という名前だったらしい。
マホステ = 魔法 捨てる。
ザキは血液を凍らせて殺す呪文なので、氷のモンスターには通用しない。
ドラクエ2のザラキ、結果的には即死だが、内部処理で511という大ダメージを与えている。
パパスのベホイミはベホマである。
ギガデインは雷の呪文ではなく、敵を体内から爆発させる爆破系呪文である。
FFで「ケアル」の語源となった「cure(治療する)」は、ドラクエにおいては「キアリー」の語源。
「モシャス」の語源は「模写す」。
「トラマナ」の語源は「『トラ』ップ踏『まな』い」。
「インパス」の語源は「in(中を) parse(分析する)」
「イオナズン」の語源は「ionize(電離する)」。
■ 武器・道具の設定
王者の剣は、のちのロトの剣である。ちなみにスタッフ内では日本刀の設定だった。
「おなべのふた」はそのままの商品ではなく、一応、戦闘用の持ち手がついた仕様になっている。
王者の剣 → オリハルコン製
光の鎧 → ブルーメタル製
勇者の盾 → ミスリル銀製
オリハルコン → 幸せの靴等(神々の為の金属という設定)。
ミスリル銀 → 魔法の鎧等(回復の付与効果がある設定)。、光の剣、ミスリルヘルム等(人間にも技術があれば比較的容易に加工できる設定)。
※魔法の鎧はミスリル銀製であるとの情報提供をいただきました。訂正させていただきます。
こうしてみると、三種の神器が別格なのは神々(特にルビス)の祝福なのだとわかる。ちなみに、ラーの鏡や最後の鍵は特殊すぎる金属を使っているので一点もの。
「さいごのかぎ」の先端部に使われている材質は「マネマネ銀」である。つまり、「どの鍵穴に対しても形を変えてしまうカギ」という設定である。
長くなったので続きはこちらになります。(続・ドラゴンクエストシリーズの知られざる豆知識・裏設定あれこれ)
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