いまでも買える!キン消し、ビックリマン、ミニ四駆!1980年代を席巻したおもちゃたち!
俺たちの時代
それは1980年代。キン消しで遊び、帰りには近所のおもちゃ屋に寄って
カードダスやビックリマンを買い、友達同士でカードやシールの交換をした時代。
日曜日には仮面ライダーBLACKを見て、月曜日には藤子不二雄ワイドを見ていたあの時代。
ファミコンが発売されたため、親にねだって買ってもらい、ジョイスティックを持っている友達が
心底羨ましかったあの時代。
そんな時代のおもちゃたちは、現在では入手不可能なものばかり。
しかし諦めるのはまだ早い!復刻版やゲームとして復活しているものもたくさんあるのだ!
そこで今回は、俺たちが過ごしたあの時代、1980年代に流行ったおもちゃで
「現在でも買えるもの」をご紹介しよう!
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1980年に発売された、世界最初の携帯ゲーム機の復刻版。当時の大きさはクレジットカードほどで、胸ポケットにも収納できたため、いつでもどこでも遊べた。
キン肉マン全盛期の1983年、木型から一発抜きで単体生産されたこれらの作品は、当時の少年たちの間でまたたくまにヒット商品となり、爆発的に売れまくった。学校ではキン消しを持ってくる子どもが次々に増え、学校帰りにはカプセル販売機に群がり、次はどんなキン消しが出るかワクワクしていた子どもたちも大勢いた。現在でも、このキン消し人気は沸騰中で、復刻版がネットで買えるようになっている。
哺乳類や恐竜をモチーフとした「メカ生体ゾイド」は、TOMYより1980年代前半に発売。そのメカメカしい外見に、当時の男の子は熱狂した。また、ゾイドシリーズの最大の特徴は、接着剤を使わないこと。パチパチとパーツをはめこむ「スナップフィット方式」を採用したため、子どもでも組みやすかった。
さて、ゾイドといえばゴジュラス!現在では、当時のままのゾイドを入手することは難しいが、Amazonでは中古品として、ゾイド最後の超巨大メカ恐竜、1990年当時のキングゴジュラスが出品されている。お値段もさすがに高価。昔、大切に保管していた子はどれくらいいたのだろう。きっと現在まで箱ごとしっかり取っている人は稀であろう。高値がついている一品である。
30歳前半~半ばの人なら確実にハマったあの「ビックリマンシール」。現在では当時のシールをそのまま入手することは不可能に近いが、ニンテンドーDSで完全復活!現在では入手不可能に近い「悪魔vs天使シール」第1弾~第31弾に加え、新シリーズ「ひかり伝 おとぎ」までを網羅した、2000枚以上のシールがこの1本に完全収録されている。データベースソフトとしては100点に近い内容。また、ホログラムシールや2枚重ねシールといった「特殊シール」も、タッチペンではがしたり、傾けたりと完全再現されており、まさに永久保存版の完成度となっている。
かつて、BB弾を撃てるプラモとして話題となった「BB戦士」。そのなかのひとつ「武者ガン」は現在、レジェンドとして復刻版が発売されている。BB戦士自体は、現在でも絶賛発売中。現役バリバリのユニコーンガンダムのBB戦士も発売されている。
第1次ミニ四駆ブームを牽引した「ダッシュ!四駆郎」の主人公、日の丸四駆郎の愛車、ダッシュ1号エンペラーも再販されている。このエンペラーはカラーリングこそ当時のままだが、シャーシが違っており、ボディも剛性があるなど、さまざまな面で強化されている。ディスプレー用としても秀逸な出来になっている。もちろんレースに出せる。あのジャパンカップを思い出せ!
20円を持ってカードダスを回した小学生は数知れず!パッケージのνガンダムを見て記憶が掘り起こされた人もいるはずだ。これは当時のSDガンダムカードダスを、コンプリートボックスとして復刻させたもの。
SDガンダムカードダス第1弾、第2弾のカード合計82枚完全収録、全カード収納特製バインダー同梱、完全新規描き起こしカード1種あり。さらに当時、カードデザインを担当していた会社が作った解説書も付属されている。現在までに「ワールド(宇宙世紀)」と「外伝(ナイトガンダム等)」の2つにおいて、それぞれコンプリートボックスが発売されている。
あのドラゴンボールカードダスもバンダイから復刻!Vol.2は残念ながらバンダイネットの通販のみの販売となってしまった。しかし、Vol.1は当時の子どもたちが一番買っていたあのカードたちがたくさん入っているので、財力に余裕のある方は要購入検討だ。
放映当時、少年たちに絶大な人気を誇ったアニメ「聖闘士星矢」に登場するクロスがおもちゃで登場したのは必然であった。当時の子どもたちは合金でできたクロスをフィギュアに着せ、自分だけの聖闘士星矢を楽しんだ。「聖闘士聖衣大系」と名づけられた当時の商品は、現在ではほぼ入手不可能。しかし「聖闘士聖衣神話」として新作が次々とリリースされている。
このサガもそのひとつで、昔とは比べものにならないほどリアルで素晴らしい出来に、大人の聖闘士星矢ファンがこぞって買い集めているのが現状だ。聖闘士星矢の熱はとどまるところを知らない!
以上、私的ながら1980年代という熱い時代を席巻した「いまでも買えるおもちゃたち」をご紹介させていただいたが、いかがだっただろうか。自己満足かもしれないが、思えばこの時代が一番世の中がゆっくりしていた時代ではなかったか。私自身が子どもだったこともあるだろうが、こうしてゲームウォッチやファミコン、カードダス、ガンプラと現代の遊戯の基礎ができた時代を子どものうちに過ごせたのは、それだけで幸せだったかもしれない。
今回ご紹介したゲームウォッチやゾイド、ビックリマンにとどまらず、チョロQ、トランスフォーマー、オマケシールなど、超詳細な説明文とともに読みごたえのある内容でまとめられている一冊。この時代を過ごした人ならば、絶対にタイムスリップしてしまうはず。
巻末には「80年代おもちゃ用語集」もあり、当時わからなかった語句や規制に関しても書かれている。ぜひご一読あれ。
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