【PS2】「Gジェネレーション ウォーズ」レビュー 「Gジェネ魂」の改良版でストレスなし! - シミュレーション
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【PS2】「Gジェネレーション ウォーズ」レビュー 「Gジェネ魂」の改良版でストレスなし!

2012/09/01 編集
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PS2 シミュレーション ガンダム Gジェネ ゲームレビュー




Gジェネスピリッツの悪いところを改良したと言われている、Gジェネレーションウォーズをプレイ中です。大きな違いは、「スカウトキャラクターの取得が簡単になった」ことです。




前作、Gジェネ魂では、各作品の主人公級のキャラを使うにはハロランクを高くしなければならず、そこだけが「残念だなあ」と思っていました。

そこを改良したのが本作。スカウトキャラはお金を使うことで購入でき、各作品の主人公をマスターキャラにすることでその作品に関連したキャラもスカウトできるようになるのです。

敵側のキャラクターも雇えるようになるため、同じステージを何度もプレイしても新鮮味がある作品になっています。




登場作品

登場作品は以下のとおりですが、08小隊などのスピンオフ作品はユニットのみの登場となります。
個別ストーリーは用意されていません。

・機動戦士ガンダム
・機動戦士Ζガンダム
・機動戦士ガンダムΖΖ
・機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
・機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
・機動戦士ガンダム 第08MS小隊
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
・機動戦士ガンダムF91
・機動戦士Vガンダム
・機動武闘伝Gガンダム
・新機動戦記ガンダムW
・新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
・機動新世紀ガンダムX
・∀ガンダム
・機動戦士ガンダムSEED
・機動戦士ガンダムSEED DESTINY
・機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
・機動戦士ガンダム00
・GUNDAM SENTINEL
・機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録
・機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079
・ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
・機動戦士クロスボーン・ガンダム
・機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
・機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
・機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
・MSV
・機動戦士ガンダムF90
・機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
・機動戦士ガンダム外伝
・ゲームオリジナル
・ZEONIC FRONT 機動戦士ガンダム0079
・機動戦士ガンダム Side Story 宇宙、閃光の果てに…



ウォーズブレイクの導入

新たな要素として「ウォーズブレイク」が追加されました。
これはステージで定められた条件(“ウォーズトリガー”)を満たすと、
“ウォーズブレイク”が発生し、作品の枠を超えた敵が出現するというものです。
たとえば、初代ガンダムのジャブロー戦でウォーズブレイクが出ると
アプサラスに乗ったギニアスが出現します。

この“ウォーズトリガー”を引かずにクリアすることも可能なため、
早くそのステージをクリアしたいときや時間の無いときなどは
トリガーなしでクリアするといいでしょう。

ウォーズトリガーを引いてしまったばかりに、クリアできそうだったステージが
一気に難易度の高いものに変化してしまうということもあるため、
トリガー条件はよく考えてから満たしましょう。


ウォーズブレイクが発生した場面。別作品のキャラが登場することも!




「交換」の追加

今回は「交換」という項目が追加されました。これはその時点でのユニットレベルと同等のユニットを
お金を払って交換できるというもの。これによって新たなユニットが手に入りやすくなりました。
反面、“交換”の際にはコストが必要なため、どうしても必要な機体かをよく考えなくてはなりません。
新ユニットの魅力に負けて入手したあげく、交換前のユニットよりも弱体化したのでは元も子もないですから。
せっかく高価なキャピタル(お金)を支払って交換するんですから、換えどきは逃さないようにしたいですね。


「交換」画面。自分のユニットレベルが上がれば、それだけ高価なユニットと交換できる。




購入による改善とウォーズブレイク、ボイス有無の感想

これまでも書いたように、今回はスカウトキャラやOPパーツが購入可能になったことで
攻略がやりやすくなり、ユニットを独自成長させやすくなりました。

各作品の枠を超えた「ウォーズブレイク」は、下手をするとその世界の概念を
破壊しかねないものであると思っていましたが、ストーリーへの介入の仕方が自然で
それほど気になるものではありません。

反面、08やブルーディスティニーといった宇宙世紀作品のスピンオフがほとんど削られているのは残念。
GやW、X、ターンA、SEED、00など新世代のガンダムが多数登場するため、旧世代のガンダム作品は
代表的なものに限られています。

フルボイスではなくなった点にも注目。ただ、気にはなりませんでした。
むしろウォーズブレイクで他作品を登場させるならば、フルボイスなしは正解。
オリジナルストーリーが出ると、どうしても作品同士の絡みでボイスがない部分があるので
削っても不満は感じませんでした。


新世代作品が多数登場するため、宇宙世紀の削減は仕方ないところか



とはいえ、Gジェネをプレイしていてストレスゼロなのは最高!
ロードもほとんどないし、ユニットのアニメーションも前回より強化されています。
個人的には「フローレンス・キリシマ」が安価で手に入ったのでこれだけで満足です。
あの狂気キャラが序盤から使えるのは嬉しかった!



「マスターキャラ」の指定が戦闘を熱くする!

「マスターキャラ」は、全作品の主人公級キャラをお気に入りにすることで
最初からマスターユニットの搭乗キャラとして使えるシステムです。
序盤から逆シャア時代のアムロを登場させたり、ドモンを登場させたりもできます。

マスターキャラはひとつの作品をクリアするたびに使えるキャラがひとりずつ増えていきます。
私は最初、逆シャア時代のアムロを選択したが、「機動戦士ガンダム」クリア時に追加したマスターキャラは
コウ・ウラキ。そのウラキにガンダム4号機をあてがうという、なんともクロスオーバーなことをやってます。
これが今作の醍醐味。早くから主役級のキャラを使えることがこんなにもワクワクするとは!

前作でハロランクをプラチナにしなければスカウトできなかったキャラクターたちが
純粋にキャピタルでスカウトできるようになった部分は、よくぞ改善してくれたと思います。
早い段階からジムコマンドにコウ、キース、バニングを乗せて「バニング大尉ーッ!」ができます。


今回のみならず、新作の「オーバーワールド」でもGジェネは進化の一途をたどっています。
今後もさらなる進化を求めてやみません。

SDガンダム ジージェネレーション ウォーズ | バンダイナムコゲームス公式サイト

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