【都市伝説】じっくり読みたい都市伝説 「雄島~ガガーリン以前の宇宙飛行士」 全40話
都市伝説(としでんせつ、英: urban legend)とは、
「口承される噂話のうち、現代発祥のもので、
根拠が曖昧・不明であるもの」である。
都市伝説の厳選まとめ第3弾です。もくじつきでどこからでも読めます。
各話の最後には「上へ戻る」リンクがありますので、それを押せばもくじへ戻れます。
これらの都市伝説を信じるか信じないかは、あなた次第・・。
その他の怖い話・都市伝説系まとめは、カテゴリ 都市伝説からお願いします。
件
首なしライダー
ツングースカ大爆発
山小屋にて
手振り地蔵
夢と違う
髪の長い子ども
バルバドスの動く棺桶
グーグルアース記載の「幻の島」
「将門の首塚」伝説
ハーバード大学の20の教訓
デスバレーの動く石
ナミビアのフェアリーサークル
災難
呪われた鏡
仙台坂
名探偵コナンの黒幕
サザエさん
卒業アルバム
赤い紙、青い紙
ムラサキババア
犬鳴村
月の謎
青木ヶ原樹海
砂嵐
コインロッカーベイビー
エレベーターの男
結婚相手とカミソリ
ある芸能人の失踪
マルボロの都市伝説
時空を超えた飛行機
コーラを飲みすぎると骨が溶ける
臓器売買
日焼けサロン
ロウソク病
骨折バイト
壁に耳あり
へそのゴマ
ガガーリン以前の宇宙飛行士
雄島
自殺の名所として全国的に知られている東尋坊。
その近くにある雄島は、東尋坊で身を投げた死体がたどり着く島と言われており、
島を逆に回ると、黄泉の国への扉が開き、そこへ落ちてしまうといわれている。
地元の人は絶対にこの決まりを守るといわれる曰くつきの島である。
信じるか信じないかはあなた次第。
件
件(くだん)は、古くから日本各地で知られる妖怪。
「件」の文字通り、半人半牛の姿をした怪物として知られている。
その姿は、古くは牛の体と人間の顔の怪物であるとされるが、
第二次世界大戦ごろから、人間の体と牛の頭部を持つとする説も現れた。
幕末頃に最も広まった伝承では、牛から生まれ、人語を話すらしい。
生まれて数日で死ぬが、その間に作物の豊凶や流行病、旱魃、戦争など
重大なことに関して様々な予言をし、それは間違いなく起こるとされている。
また、件の絵姿は厄除招福の護符になると言う。
別の伝承では、必ず当たる予言をするが、予言してたちどころに死ぬとする話もある。
歴史に残る大凶事の前兆として生まれ、数々の予言をし、凶事が終われば死ぬとする説もある。
雄の件の予言は必ず当たるが、雌の件がその予言の回避方法を教えてくれるらしい。
江戸時代にはたびたび生まれ、飢饉や地震、噴火を予言したとの言い伝えが残っており、。
戦前にも第二次世界大戦を予言し、最後に生まれた件は日本の敗戦を予言したという。
信じるか信じないかはあなた次第。
首なしライダー
カップルがバイクで国道を飛ばしていた。深夜なので、道はガラガラ。
男は後ろに乗せた女と1緒に風を切る開放感を楽しんでいた。
次の瞬間、カーブを曲がろうとして大きく膨れた先に、不自然に曲がった標識が道路に突き出していた。
男は女に「危ないから気をつけろよー!」と叫び、とっさにハンドルを切った。
無事に難を逃れ、次の信号で後ろを振り向くと、女の首はなくなっていた。
半狂乱になった男がさっきの標識の場所に戻ると、やはり女の首が落ちており、
男を見て「私を置いていかないで・・」と話したという。
信じるか信じないかはあなた次第。
ツングースカ大爆発
ツングースカ大爆発は、1908年6月30日7時2分(現地時間)ごろ、
ロシア帝国領中央シベリア、エニセイ川支流のポドカメンナヤ・ツングースカ川上流の
上空で起こった爆発である。ツングースカ事件とも言われる。
爆発が起きた時刻、周囲では強烈な空振が発生し、半径約30キロメートルにわたって森林が炎上し、
約2,150平方㎞の範囲の樹木がなぎ倒された。1,000㎞離れた家の窓ガラスも割れたという。
破壊力はTNT火薬にして10~15メガトンと考えられている。
爆発によって生じたキノコ雲は、数100㎞離れた場所からも観測できた。
イルクーツクでは、衝撃による地震が観測されたという。
爆発地点では地球表面にはほとんど存在しない、元素のイリジウムが検出されている。
巨大な爆発であったが、近くに村落が無かったため、死者は報告されていない。
1時、死者1名と報告されていたが、誤報であることが明らかになっている。
ただし非常に僻地であるため、発見されなかった犠牲者がいた可能性はある。
■天体落下説
爆発の原因として最も信ぴょう性が高いのが「天体落下説」であり、地球に落下した天体が爆発したと
主張する研究家が多いが、隕石の残片などは発見されておらず、爆発の原因はいまだに特定されていない。
地面の破壊規模から見て、爆発した「物体」の大きさは、3~70メートルと推定されている。
■彗星説
爆発の規模から、地球に落下した質量約10万トン・直径60~100メートルの天体が
地表から6~8キロメートル上空で爆発、跡形なく四散したと考えられている。
隕石ならば、当然見つかるはずの鉄片や岩石片を発見できなかったため、隕石の可能性は低いと見られる。
落下した天体の正体については諸説あるが、ケイ酸塩鉱物を含むといわれ、
彗星か小型の小惑星が有力視されている。
■ガス噴出説
2008年7月に、ボン大学の物理学者ヴォルフガング・クントは彗星や小惑星を原因としない新説として、
地表の奥深くにたまった、メタンを多く含むガス1000万トンが地上に噴出したという説を発表した。
■マイクロブラックホール説
超小型のブラックホールが地球を突き抜けたという説。
この説によると、地球の裏側でも同規模の大災害が起こるはずだが、起こっていない。
■宇宙船核爆発説
1946年にはロシアのSF作家、アレクサンドル・カザンツェフが
「爆発は地球に墜落した異星人の宇宙船に積まれた核爆弾によるものである」
という内容の小説「爆発」を発表。これを受け、トムスク大学の研究員などを中心とした
総合自主探検隊 (KSE) が結成される。後にKSEは現地で数回の残留放射能の測定を行うが検出されず、
カザンツェフの説は否定された。
爆発の衝撃波と斜めに高速移動した衝撃波とが合成された衝撃波によって、
爆発の跡は翅を広げた蝶のような形をしている。
そのため、爆発跡の形はツングースカ・バタフライと呼ばれている。
また落下地点の周辺で、樹木や昆虫の生育に異常が見られた。
成長の停止、逆に異常な速度の成長、新種の出現などが挙げられる。
未だに根強い予想として、「宇宙船がツングースカ上空で爆発した」という説があり、
放射能やその他物質の影響で、生物に異常進化が起こったとする説もあるが、物証がないので
単なる予想として片づけられている。
信じるか信じないかはあなた次第。
山小屋にて
ある冬山で4人の登山サークルのメンバーが遭難してしまった。
道に迷ってしまった彼らは吹雪の中をあてもなくさまよい歩いていた。
しかし1軒の山小屋を見つけて、命からがらころがりこんだ。
吹雪からは逃れられたが、こんなところで眠ってしまえば凍死してしまうかもしれない。
そこで1人の部員が眠らない工夫を考えた。彼の考えとは
4人が部屋の四隅に1人ずつ座り、最初の1人が2人目の肩を叩く。
1人目は2人目が居た場所に座り、2人目は3人目の肩を叩く。
2人目は3人目がいた場所に座り、3人目は4人目の肩を叩く。
4人目が1人目の肩を叩くことで一周し、それをくり返す。
というものだった。こうすることで眠らないし、体を温める運動にもなる。
それはいい案だ、となり、彼らはこの運動を朝まで繰り返した。
そして彼らは無事に小屋を訪れた救助隊によって救助された。
大学へ戻った彼らは他の部員達にこの日のことを報告した。
だが話を聞いた部員は不思議そうに彼らに尋ねた。
「それ、おかしくないか?だって四隅に立って運動を始めるだろ。
4人目が走っていった角には誰も居ないんだぜ。そこで運動は終わらないか?」
救出された4人は背筋が凍った。あの運動は1度も止まることがなかったのだ。
もしかしているはずのない5人目がいたとでもいうのだろうか。
信じるか信じないかはあなた次第。
こうした行為は「スクエア」と呼ばれ、さまざまなバリエーションが存在する。
意外に出自が古く、小屋の四隅を回り、次の人に触れるという行為は江戸時代にはすでにあった。
それは肝試し試しの一種である「お部屋様」という名前。これとまったく同じ手法である。
また、海外にも悪魔崇拝・黒魔術の一種として「ローシュタインの回廊」というものがある。
名前の由来はイギリスのローシュタイン卿という人物が、ヒンギス城で行った実験から来ている。
手振り地蔵
兵庫県は六甲山のある場所に手振り地蔵という、いわくつきの地蔵が立っている。
手振り地蔵はその名が示すとおり、こちらへ向けて手を振っているように見える。
しかし、ドライブ中に手振り地蔵を見るときは注意が必要だ。
いつものように手を振っているように見えればいいが、地蔵がこっちへおいでおいでというように、
手招きをしているように見えることがあり、これを見てしまった車は事故を起こしてしまうという。
信じるか信じないかはあなた次第。
夢と違う
ある女子高生が夢を見た。学校から帰る途中、変質者に襲われてナイフでメッタ刺しにされるという夢だ。
それは起きてもはっきり覚えているほどの鮮明なもので、学校に行っても忘れることができなかった。
そして下校時、彼女は夢の中で変質者に襲われたあたりに差しかかった。
「嫌な予感がする・・」
不安が極限まで達した彼女は、母親に車で迎えに来てもらうことにした。
待ちあわせ場所のコンビニで雑誌を立ち読みしていると、急に視線を感じて顔を上げた。
店の外には、昨日の夢に出てきた変質者が立っていた。
変質者はこちらを睨みつけ、いらだった様子で吐き捨てた。
「夢と違うじゃねえか!」
信じるか信じないかはあなた次第。
非常に多くのバリエーションがある都市伝説。共通点は似ており、
「女性が夢を見る」
「夢と違う行動をして難を逃れる」
「『夢と違う』と男が叫ぶ(またはつぶやく)」が挙げられる。
髪の長い子ども
髪の毛の長い子どもは蛇の霊などに取り憑かれやすい。
そのため、子供のうちは、なるべくこまめに髪の毛を切ったほうが良いという。
信じるか信じないかはあなた次第。
バルバドスの動く棺桶
19世紀初頭、カリブ海に浮かぶ小さな島、バルバドス島に訪れた不思議な話。
かつてこの島のサトウキビ栽培で一財産を築いた男がいる。
彼の名は、トマス (トーマス)・チェイス (Thomas Chase)。
彼の名を後世に残しているのはその業績ではない。
それは、彼本人と彼の身内の棺桶が動いてしまうという非常に奇妙な現象のためだ。
彼や彼の身内が死に、地下納骨所に骨を納めようと行ってみると、
棺のフタが開いていたり、棺そのものが動いていたというのだ。
納骨所の地下へと続く通路は石蓋で閉じられており、降りるには石蓋を開ける以外にない。
しかし、石蓋が開けられることなく、棺はその都度、変化していたのだ。
入念に地下室の壁を調査しても、どこにも「秘密の抜け穴」を見つけることはできなかった。
トマス・チェイスの棺桶は8人がかりでやっと運べるほどの重いものであり、
浸水などによって動いたとはとても考えられない。
地震説も唱えられたが、こんな短期間にそれほど重い棺桶をその都度動かすほど
頻繁に地震が起きるわけもなく、実際、そういった地震も報告されていない。
「誰か」がいたずらしたに違いないと考えた人々は、納骨所の床に砂を巻いた。
誰かが入ったのであれば足跡が残るはず。足跡の大きさから犯人を割りだせるかもしれないと考えたのだ。
そして納骨所に入るための石蓋にはモルタルで封をし、サインを残した。
地下納骨所につながる唯一の出入り口である石蓋、このモルタルを壊す以外、出入りは不可能にした。
数ヶ月後、石蓋のモルタル、そして床に撒き散らした砂の効果が
あったか確かめようとという提案が出た。島民たちの「チェイス家の動く棺桶」に対する
好奇心が抑えきれなくなってなっていたのだ。
島民たちがワクワクしながら見に行ってみると、石蓋のモルタルにはなんの変化もなく、
当時つけられたサインもそのまま残っていた。
地下に降りていくと、床にまかれた砂には足跡ひとつ残っていなかった。
しかし、整然と並んでいるべき複数の棺桶は今まで通り、すべてでたらめに移動されていた。
この現象は、ほぼ200年が経過した現在でも解明されていない謎のひとつである。
信じるか信じないかはあなた次第。
グーグルアース記載の「幻の島」
地球規模でいろいろな場所を見ることができる「グーグルアース」。
インストールするだけで世界旅行が楽しめてしまう、この楽しい地球儀であるが、
2012年11月、大変奇妙な出来事が起こったのだ。
ニューカレドニアの北西に位置する小さな珊瑚礁の島。
グーグルアース上には「Sandy Island」という名前が見える。
タイムズ世界地図帳でも「セーブルアイランド」と記載されているので、
誰もがそこに島があるはずだと思っていた。
珊瑚礁が美しい島ということだったし、島はグーグルアースにも他の地図にも出ていたので、
その島を調査してみようと、オーストラリア地質学チーム「サザン・サーベイヤー」のメンバー、
シドニー大学のマリア・シートン博士が現地におもむいた。
しかし、その近辺の水深は1400メートルと非常に深く、そこには島などなかったというのだ。
見渡すかぎり、水平線が広がるのみで、島の影すら見えなかったという。
なら、グーグルアースや世界地図帳に記載されたあの島はなんだったのか?
博士は「私たちにも訳が分からない。まったく奇妙なこと。謎を突き止めるため追跡調査を行う。」とし、
グーグルアースに新たな謎が追加されたのだ。
信じるか信じないかはあなた次第。
「将門の首塚」伝説
平安時代中期の武将。生年不詳。没年940年。
平将門の乱を起こし、下総の猿島(茨城県)に独立国を立ち上げようと画策したが討死。
一説に京都で処刑され、首が飛び帰って葬られたのが、大手町将門首塚とされる。
神田明神などに祀られている。
晒し者になった将門の首は何ヶ月たっても腐らず、生きているかのように目を見開き、夜な夜な
「斬られた私の五体はどこにあるのか。ここに来い。首をつないでもう一戦しよう」と叫び続けたという。
将門のさらし首は関東を目指して空高く飛び去ったとも伝えられ、途中で力尽きて地上に落下したともいう。
この将門の首に関連して、各地に首塚伝承が出来上がった。
最も著名なのが、東京都千代田区大手町一丁目2番1号外にある首塚である。
将門の祟りはどうやら本当のようで、将門の首塚を粗末にすると将門の怨霊によって
悪いことが起きると伝えられ、科学万能の時代でもある20世紀にも、数々の不思議な事件が起きている。
古くは1923年(大正12年)、関東大震災で大手町一帯は瓦礫の山になった。
そこで国は首塚を取り壊し土地を整理し、大蔵省を立てた。
ところがそれ以来、大蔵省で役人に病人が続出し、大蔵大臣はじめ幹部14人が相次いで亡くなった。
1940年(昭和15年)6月、雷による火災で大蔵省の庁舎が全焼。
「首塚をおろそかにしているから」という声が再びあがり、大蔵省は再び将門のためのイベントを企画。
塚に古跡保存碑を建立している。
1945年(昭和20年)、日本に進駐してきた米軍がそんな土地とは知らず、
首塚の周辺を駐車場にしようと計画。この年の暮れに工事を開始。
すると作業中のブルドーザーが突然ひっくり返り、死人まで出る大騒ぎになった。
その後、高度成長時代、国が首塚の周囲のごく一部だけを残して、土地を金融機関に売却。
塚の参道の土地には日本長期信用銀行が建てられた。
すると、塚に面した部屋の行員が次々と病気にかかるという異常事態が発生した。
隣接するビルは「首塚を見下ろすことがないよう窓は設けていない」
「首塚に対して管理職などが尻を向けないように特殊な机の配置を行っている」とされることがあるが、
そうした事実はない。しかし、「そうしている」と、省庁の人間から聞いたことがあるという人もいて、
実際にやっているところとやっていないところがあるということらしい。
信じるか信じないかはあなた次第。
ハーバード大学の20の教訓
世界一の名門、ハーバード大学。その図書館の壁には以下のような
20の教訓が貼ってあるという。学生たちはこれを見て、気持ちを新たにするのだ。
1.今居眠りすれば、あなたは夢をみる。今学習すれば、あなたは夢が叶う。
2.あなたが無駄にした今日はどれだけの人が願っても叶わなかった未来である。
3.勉強に励む苦しさは今だけであり、勉強しなかった苦しさは一生続く。
4.学習は時間がないからできないものではなく、努力が欠くからできないものである。
5.時間は絶えず去りつつある。
6.勉強する時間が足りないことは決してない。努力が足りないだけである。
7.幸福には順位はないが、成功には順位がある。
8.学習は人生の全てではないが、人生の一部として続くものである。
9.学習する事が人生の全てとは言わないが、学習すらできぬものに何ができるのであろうか。
10.人より早く起き、人より努力して、初めて成功の味を真に噛みしめる事ができる。
11.怠惰な人が成功する事は決してない、真に成功を収める者は徹底した自己管理と忍耐力が必須である。
12.時間が過ぎるのはとてもはやい。
13.今の涎は将来の涙となる。
14.犬の様に学び、紳士の様に遊べ。
15.今日歩けば、明日は走るしかない。
16.一番現実的な人は、自分の未来に投資する。
17.教育の優劣が収入の優劣 ?。
18.過ぎ去った今日は二度と帰ってこない。
19.今この瞬間も相手は読書をして力を身につけている。
20.努力無しに結果無し。
信じるか信じないかはあなた次第。
これは中国で広まった根拠のないデマで、ハーバード大学図書館が公式に否定している。
ちなみに、ハーバード大学の教訓は「真理」である。
だが、考え方としては素晴らしいものがあるので、心に留めておきたい。
デスバレーの動く石
ネバダ州にまたがるデスバレー国立公園では、石が動きまわる不思議な現象が見られる。
この現象が見られるのは、“レーストラック”という干上がった湖底で見られ、
1940年代から科学者たちの頭を悩ませてきた。
石は人が歩く程度の速さで移動すると考えられているが、その様子が目撃されたことはない。
これまでの研究では、石が動く原因を重力や地震で説明することはできないとされている。
信じるか信じないかはあなた次第。
実はこれ、科学的に解明されている。前提として、地面が干からびていること。
それが、雨が降るとぬかるんで滑りやすくなり、風の力で簡単に移動するということがわかった。
「セーリングストーン」と呼ばれる現象で、静摩擦係数が動摩擦係数に比べて極端の大きな地形で、
突風が吹いたときだけその方向に一挙に滑って止まるを繰り返し、角を作って曲がったような跡ができる 。
長年、科学者を悩ませてきた謎は、近年になってついに解明されたのだ。
ナミビアのフェアリーサークル
アフリカ南西部に位置する共和制国家ナミビア。このナミビアの乾いた大地にも雨季がある。
しかし、雨季があるのに、なぜか草がまったく生えてこない場所がある。
それは半径3~5メートルほどの円形のハゲた土地。
この土地はフェアリー・サークル(=妖精の輪)と呼ばれる。
一時世界中の注目を集めたミステリー・サークルに似ている。
ミステリー・サークルは小麦が同じ方向に倒れていたりしたが、
フェアリー・サークルはまったく草木が生えていない。
ナミビアの砂漠の真ん中でそんなことをやってなんの意味があろう。
実際のところ、地質的な問題ではないかと推測されているが、理由はまだ解明されていない。
信じるか信じないかはあなた次第。
災難
先週、帰宅途中に我慢できなくなって公園のトイレで大をしてたら、
トイレットペーパーの上にカマキリが飛んできた。
それだけなら怖くないんだけど、カマキリのお尻から白くて細長い虫がニョロニョロと伸びて来た。
お尻拭きたいのに、怖いからトイレットペーパーが取れなくて、隣の個室からペーパーを取ろうと
ズボン下ろしたままドアを開けたら、頭の散らかったオッサンがいて目が合った。
やばいと思ってそのまま戻ろうとしたら、オッサンが駆け寄ってきてドアを押さえやがった。
で、「4万円で良いよね?ね?」と言いやがったので「うあぁぁぁぁぁぁ!!!!」と叫びつつ
オッサンを蹴り倒し、お尻も拭かずにズボンをはいて逃げ帰ってきた。
今まで生きてきた中で一番怖かった。
信じるか信じないかはあなた次第。
呪われた鏡
僕の家には家宝と呼ばれるお宝が3つある。
一つは家系図。約400年前まで遡る家系図は巻物数十巻に及び、もったいぶった桐の箱に収められている。
もう一つは刀。かなり昔にご先祖さんが、武勲を立てた折に殿様からもらったとか。
そして最後に鏡。鏡と言っても大昔の銅を磨いた骨董品。日本史とかの教科書に載ってるようなやつ。
あれの手の平に乗るサイズ。これまた大層な桐の箱入り。
これら3つのお宝には扱い方が決められていて、
・家系図はその代の本家の家長しか箱から出してはならない。
・刀は売るとかなりの値段で売れるが売ってはならない。
・家長が月一で手入れすること。
・鏡は仏壇に安置し、毎日その無事を確認すること。
・決して本家の敷地より外に持ち出さないこと。
・家長といえども箱から出してはならない。
これからお話しするのはこの中の銅鏡に関して。本当なら結構怖い。
その銅鏡は不思議な形をしていた。六角形の台座に丸い鏡の部分が重なっている。
覗いてみても、錆だか細かい傷だかで、ほとんど物を写す力は失われているようだった。
しかし、厚さが2センチ位の割に重く、霊験あらたかな感じはしたものだった。
小学生のころ、友人らと珍しい物自慢大会があって、放課後に各自お宝を公園に持ちよったことがある。
みんなはおもちゃっぽい物を持って来たが、僕は件の鏡を持って行った。触るなとは言われていたが
お構いなしだった。結果は1番宝物らしいということで僕の優勝。鼻高々で家路についた。
・・そして家で待っていたのはお察しの通り親父の大目玉。何か変わったことはなかったかしつこく聞かれ、
散々叱られて二度と触らないと約束させられた。自分としては壊した訳でもないのに納得行かなかったが、
一応謝り決着。許してもらった。それ以降は、特別に興味があるでもなく触ることはなかった。
そして去年、僕が20歳の誕生日を迎えるころに親父から呼び出された。
大学に入り、親元から離れた場所で暮らしていた僕は何事かと思いながら実家に帰った。
親父は仏壇のある部屋に僕を座らせ話しを始めた。内容を要約すると、
・我が家に伝わる家宝の由来、取り扱い方。
・うちの家系は代々陰陽道に関係し、主に呪物の管理に当たって来たこと。
・現在はほとんどの呪物は博物館等へ寄贈し残っていないこと。
・・ここまで話し、親父は一息つく。
こんなつまらない話しをする為に呼んだのかとウンザリしていたがようやく終わりか。
ホッとしかけたところで
「さて、ここからが大事なんだが・・」と再開。
親父は仏壇に安置してある鏡の入った箱をテーブルに置いて話し始めた。
それはとても信じられない程現実離れした内容だった。
・この銅鏡を何故持ち出してはならないのか、理由は過去3回持ちだされ、持ちだした人間が3人とも悲惨な最期を遂げているから。
・何故箱から出してはならないのか、それはこの鏡が人の死を写す鏡だから。持ちだされた理由もこれ。
・最近までは鏡についての禁忌は迷信と考えられていたが、23年前の出来事により固く守らねばならなくなった。
23年前、それは僕の叔母(親父の姉)が亡くなった年だ。事故死だったのは聞いていたが
詳しくは教えられていなかった。なんでもあの鏡はこの土地から離れた所に持って行こうとすると
持ちだした者に対し害を与えるらしい。
過去にこの鏡を持ち出そうとした3人は、その害を受けて死んだと伝えられている。
最初は戦国時代に石田三成の配下によって持ちだされている。
しかし関ヶ原の合戦後に三成の死後(徳川家康により斬首)戻ってきている。
2人目は第二次世界大戦中、国家総動員法に基づく金属回収の際、
憲兵が無理矢理銅鏡を回収しようとして、祖父の目の前でアメリカの機銃掃射に遭い死亡。
そして3人目が実は僕の叔母だった。この鏡は叔母の遺品でもあった。
叔母が存命のころは鏡の呪いめいた話も迷信として気にかけることもなく、
何も映らない珍しい骨董品の鏡として、たまに訪問するお客にも気軽に見せていたそうだ。
お盆に大阪から遊びに来ていた叔母が帰りぎわに3つの家宝にお辞儀をし、
鏡を手に取ったとき、自分の顔が映ってしまったらしい。
そのとき、叔母は真っ青になり、洗面所の鏡と銅鏡を何回も見比べていたそうだ。
そして言った。
「家宝に映るあたしの顔が真っ黒なの!」
親父は怖がる叔母を気のせいだとなだめた。
しかしよっぽど恐ろしいものを見たらしく、パニックはおさまらない。
京都にある自分が檀家となっているお寺に銅鏡を持って行き、お祓いをしてもらうと言う。
まあ、掟を破ることにはなるが、それで気が済むならと、父は銅鏡を貸しだす事に同意した。
しかし、親父は同意したことを今でも後悔しているという。
それはこのことにより、過去最大の呪いをこの銅鏡が発揮したかも知れないからだ。
叔母は1985年8月12日18時4分、羽田発伊丹行きの飛行機で飛び立った。あの鏡と一緒に。
そして・・御巣鷹山上空にて、その飛行機は墜落した。
信じるか信じないかはあなた次第。
仙台坂
昔、麻布の仙台坂というところに住んでいたことがある。
大使館や寺があちこちにある、静かな町だ。
俺が住んでいたのは、麻布の谷間に沈むようにある墓場のそばの、じめじめした小さなアパートだった。
ある日、会社に何日か泊まり込んで仕事をしていた俺は、久しぶりに終電でアパートに帰った。
家に入ろうとして、アパートの鍵を会社に忘れたことに気がついた。
今から友人のところに行くのも迷惑だし、ホテルに泊まるほどの持ち合わせもない。
なにより俺は疲れていた。
部屋の前に駐めてあるバイクのカバーをはがすと、俺はその中にもぐりこんだ。
キャンプ好きな俺は、野宿には慣れていた。コンクリートは野山の土に比べれば堅かったが、
とりあえず体を伸ばすだけのスペースはあった。
隣の住人が見たら仰天するかもしれないが、そのときはそのときだ。
どれだけ眠ったのか。俺は、人の気配で目が覚めた。
誰かが近くにいて、こちらを伺っている。バイクのカバー越しだが、誰かの存在が感じられた。
警察や近所の住民だったら面倒だ。説明くらいしなければなるまい。
俺は、バイクのカバーから顔を出した。
女がいた。俺の頭のすぐ上に立ち、体を少し降り曲げて、無表情にこちらを見つめていた。
長い髪が、服や顔にからみつくように乱れていた。血まみれだった。
血で濡れた顔の中に、大きく開いた目が光っていた。
白い服が、血や泥で汚れていた。それ以上、見ている余裕はなかった。
俺はバイクのカバーにもぐりこんだ。全身が総毛立っていた。
ものすごい勢いで心臓が脈打っている。目が一気に醒めていくのがわかる。
気のせいだ。気のせいだよな。疲れてるんだよ。俺はそう思った。
でも、カバーを再び開けて、外を見る気にはなれなかった。
カバーの外には、あいかわらず何かの存在が感じられた。今、外に出たらあれがいる。
そのまま、まんじりともせずに過ごした。
どれくらい経ったのか。いつしか、鳥の声が聞こえてきた。
それでも俺は、隙間から夜明けの光が射しこんでくくるまで、カバーの中から動けなかった。
しばらくして、俺はそのアパートを引き払った。
その夜のことは、疲れて幻を見たんだろう、と思っていた。
数年後。俺は東京の怪談を扱った本を立ち読みしていた。
ふと気が向いて索引を見ると、仙台坂の項目があった。
俺がページを繰ると、
「交通事故に逢った、母子の幽霊が出る」と、ごく簡略に書かれていた。
俺の体から、冷や汗が吹き出した。あの夜の情景が、一気に甦った。
そうだった。あの女の胸元には、体を埋めるように抱かれた、小さな女の子がいた。
・・あれは、幻ではなかったのか。
信じるか信じないかはあなた次第。
名探偵コナンの黒幕
原作の青山剛昌が「黒幕はすでに作中に登場している人物」と言ったという噂がある。
黒の組織のメンバーは、「ジン、ウォッカ、ベルモット」とすべてお酒の名前。
黒の組織以外で、作中に登場している人物でお酒の名前がついているのは、
阿笠博士(アガサはカクテルの名前)だけ。
また、ベルモットは黒幕のお気に入りとされているが、
カクテルのアガサはラム酒とベルモットを混ぜたものということからも、
阿笠博士が黒幕と予想できる。
信じるか信じないかはあなた次第。
この都市伝説が広まってしまったため、作者の青山剛昌が阿笠博士を黒幕とするストーリーを変更し、
別の人物に設定したという噂もある。
また、同人のネタ絵で阿笠博士を黒幕としたストーリーが描かれたことがある。その内容は以下。
「博士の一番の発明って何?」
「大人を子どもにする薬じゃよ・・」
「な・・に・・?」
もちろん創作なのでウソ。一時はこれが本物だとして
ネット上で広まったことがある。しかし、原作の真相は最終回までわからない・・。
サザエさん
サザエさんのオープニングで訪れた地域は、観光客が増え、経済効果が高い。
いろんな地域の観光協会から、ブラックマネーの声がかかっているという噂がある。
タラちゃんがスポンサーの「東芝」の名を作中で発言してしまい、
批判の投書が新聞を賑わせたことがある。
サザエさんの歌詞の2番には、家の2階が登場する。
サザエさんの家は平屋なので、矛盾を避けるためアニメでは2番の歌詞が使われている。
信じるか信じないかはあなた次第。
卒業アルバム
ある男性が部屋を掃除していると、中学校の卒業アルバムを見つけた。
しばらくして、大学時代からの付き合いがある友人が訪ねてきたので、中学時代の自分を見せてやろうと
先日見つけたアルバムを見せてやった。
友人はしばらく見てから、ぼそっと小声で何か言った。
気になったので訪ねてみると、「気分のいい話じゃないぜ。」と答えが返ってきた。
そんな事を言われると更に気になるもので、アルバムの何が気になったのかと訪ねると、
友人はクラスの写真を指さしながら
「この人とこの人、それに2つ隣のクラスのこの人はもう死んでるよ」と言った。
びっくりして中学時代の知りあいに問いあわせると、その通りで病死や事故でこの世を去っていた。
友人は霊感が非常に強く、写真に映った人物が生きているか死んでいるかわかってしまうらしい。
信じるか信じないかはあなた次第。
卒業アルバムに映った人が亡くなった場合、実際に何らかの現象が出現することがある。
私の母の卒業アルバムに映った同級生の方が亡くなったとき、
後日、アルバムを見返していた母が驚いた様子で話してきた。
「あの人の胸についてた校章、前まではなんともなかったのに、
最近見てみたらキラキラ光ってるのよ・・。」
見せてもらうと、確かに胸についている校章のバッジがキラキラ光っている。
亡くなる前までは光っていなかったらしいのだが・・。
ウソのような本当の話。
赤い紙、青い紙
トイレに入りしばらくするとこんな声が聞こえるという。
「赤い紙がいいか?青い紙がいいか?」
このときに赤い紙と答えると血まみれになって殺されてしまい、
青い紙と答えても体中の血を抜かれて殺されてしまう。
信じるか信じないかはあなた次第。
この話には助かる方法がある。「黄色い紙」と答えるのだ。
そうすると個室が糞便で埋まるが、死にはしないという・・。
ムラサキババア
紫ババアは学校のトイレに現れる妖怪。襲われた人は肝臓を抜き取られて死んでしまう。
全身紫色の服を着ている。
撃退方法は「ムラサキ!ムラサキ!ムラサキ!」と3回唱えると撃退できるという。
信じるか信じないかはあなた次第。
登場時間も決まっているわけでもなく、普通に登場することもあれば
トイレのドアをノックして呼びかけなければならないとか、さまざまな逸話を持つ妖怪である。。
行動も肝臓を抜き取ったり、金縛りしにしたりと、たくさんの能力があるらしい。
一説によると、この紫ババアのルーツは紫姑神(しこしん)と呼ばれる
中国のトイレの神様だとも言われている。
犬鳴村
福岡県宮若市にある、犬鳴峠にかかる2つトンネルおよび、その近くにあるという犬鳴村は、
日本有数の知名度を誇る心霊スポットである。
新犬鳴トンネルの近くにあった電話ボックスに入ると神隠しにあったり、
女の幽霊が電話をしていたりするなど、さまざまな怪異が現れるという。
旧犬鳴トンネルでは、実際にトラック運転手がリンチされ、火をつけられ殺されるという
痛ましい事件が発生した。それ以前にも色々な怪異が目撃され、それは新犬鳴トンネルを上回るという。
現在はブロック塀で塞がれている。このトンネルが原因かは不明だか、この付近では交通事故も多いという。
このように、2つのトンネル(旧犬鳴トンネル、新犬鳴トンネル)は幽霊が出ると有名だが、
その近くに存在するといわれる犬鳴村は、戦前よりなんらかの事情で一般社会から隔絶され、
村の入り口には「ここより先、大日本帝国憲法は通用せず。」と書かれている看板があり、
冷やかしなどで侵入した者達は鎌を持った犬鳴村の住民に追いかけ回されるという。
他にも
・トンネルの前に「白のセダンは迂回してください」という看板が立てられている。
・日本の行政記録や地図から完全に抹消されている。
・江戸時代以前より、激しい差別を受けてきたため、村人は外部との交流を一切拒み、
自給自足の生活をしている。近親交配が続いているとされる場合もある。
・入り口から少し進んだところに広場があり、ボロボロのセダンが置いてある。
またその先にある小屋には、骸が山積みにされている。
・旧道の犬鳴トンネルには柵があり、乗り越えたところに紐と缶の仕掛けが施されていて、
引っかかると大きな音が鳴り、斧を持った村人が駆けつける。
・全てのメーカーの携帯電話が「圏外」となり使用不能となる。
また近くのコンビニエンスストアにある公衆電話は警察に通じない。
・若いカップルが面白半分で犬鳴村に入り、惨殺された。
信じるか信じないかはあなた次第。
これらの説について、そのような事実はない。犬鳴は江戸時代中期、元禄4年(1691年)以前に
福岡藩庁が城下、地行町に居住していた御小姓与鉄砲足軽に移住を命じ、成立させた村落であり、
激しい差別を受けていたなどの事実はない。
犬鳴にあった江戸時代中後期にかけての墓地群の改葬の時、多数の寛永通宝、宝永通宝、天保通宝、
文久永宝などの銅銭、糟屋郡須恵で製作された須恵焼の皿、茶碗や徳利、刀の残骸、
鍔などが出土した。
つまり、都市伝説で語られる犬鳴村伝説はまったくの創作である。
月の謎
地球の衛星である「月」。だが、この天体こそが最大のミステリーだという専門家もいる。
あまりにも謎が多すぎる天体なのだ。
■月の石の年齢
飛行士達が月から持ち帰った石を年代測定してみたところ、
月の誕生は太陽系の起源よりも古いことが判明した。
さらに、月面ですぐ近くの石同士を持ち帰ったはずなのに、それらの石の年齢は何億年もかけ離れていた。
ある石は、その石そのものよりも、その石の上に付着している泥の方が10億年も古いものだった。
■衛生としての謎
月は地球の衛星としては大き過ぎ、他の惑星と比べて比率が違い過ぎる。
また、軌道も他の惑星に比べると地球から遠ざかり過ぎている。そして、月の自転周期と公転周期は
ほぼ一致しており、地球を回る軌道は、楕円ではあるが真の円に近い。
いつも同じ面を地球に向けながら地球を回っており、月の裏側は地球からは決して見ることができない。
これに関し、「月の裏側には宇宙人の基地があり、そこを見せるわけにはいかないので、
月はいつも我々に対して同じ面を向けながら回っている」とする説が存在する。
■クレーター
地球に最も近い位置にありながら、地球と比べてクレーターが異常に多い。
クレーターとは隕石が衝突して出来た陥没であり、
面積が広いということはそれだけ衝撃が強かったはずなのに、
面積のわりに、どのクレーターも深さが浅い。
しかもクレーターの底の部分が、月の球面に沿ったように盛り上がっている。
また、月の表側(地球に向いた面)と、月の裏側では地形が極端に違う。
表側には「月の海」と呼ばれる部分が集中し、裏側はクレーターばかりである。
しかも、裏側の方が、表側よりも6~8㎞も盛り上がっている。
「月は二重核になっており、中身は空洞である。表面核の部分にしか隕石がぶつかっていないので、
内部に影響がない。」とする説がある。
■人工天体説
NASAの研究員の一人は「月の反応はまるでゴングのようだ。」と発言した。
アポロ11号が行った地震実験の結果、地震波の伝わり方がまるで「鐘」を思わせるものであり、
波の伝わる速度や到達距離は、金属のそれによく似ているという結論に達したからである。
これら地震波の測定結果を踏まえて、NASAの科学者が月のモデルを作成したところ、
完成したのは、中身が空の、チタニウム合金製の球体であった。
この実験結果を踏まえ、「月の内部は空洞で、そこには異星人が住んでいる」という説が事実であれば、
これまで理解不能とされてきた測定結果や月の謎も全て解決し、
ほとんどの事柄でつじつまが合うという。
月面で発見されたオーパーツや文明の痕跡、アポロが行った実験の不可解な結果、
星としての謎、それら全てを科学的に検証した結果、「こう考えざるを得ない」という結論が
「月は空洞でありなおかつ宇宙船であり、その内部には異星人が生存している。」という説であって、
一見馬鹿馬鹿しいとさえ思われるこの説は、決して空想の産物などではない。
現に、月面ではこれだけのオーパーツや移籍が発見されているのである。
No.128 月面で発見されたオーパーツ、アポロとUFOとの遭遇
ただ、信じるか信じないかはあなた次第。
青木ヶ原樹海
青木ヶ原樹海には、自殺の名所としての忌むべき呼び名がある。
その根拠ともなっているのが、以下の都市伝説だ。
富士の樹海は溶岩流の上にあり、鉄分を多量に含む溶岩流が磁石を狂わせるという。
また、自殺者は方位磁石を持って行っても一度迷うと出て来れないので、
例え気が変わって戻りたくなっても、二度と戻って来れないと言われている。
信じるか信じないかはあなた次第。
■樹海からは抜け出せない
この通説が一般的となっているが、基本的に青木ヶ原は遊歩道もあり、案内看板も多く、
近くにはキャンプ場や公園などがある観光地であり、遊歩道によりピクニックなどを楽しめる場所である。
問題なのは遊歩道を外れて森に入った場合で、遊歩道より200~300m以上離れた地点で
遊歩道や案内看板が見えない場合は、360度どこを見ても木しかなく、
特徴のない似たような風景が続いており、また足場が悪くまっすぐ進めないためなかなか元に戻れなくなる。
もっとも、これは青木ヶ原樹海に限ったことではなく、深い森ならどこでも同じである。
なお、上記の俗説およびそれによる「青木ヶ原樹海は自殺の名所」という噂により
他の深い森より自殺者が多く、またその遺体が遊歩道からそう遠くないところで見つかることも多い。
ちなみに、「青木ヶ原樹海は自殺の名所」というのは松本清張の『波の塔』などで取り上げたために
有名になったという説がある。
■方位磁針が使えない、電子機器が狂う
方位磁針が使えないというのはウソである。
溶岩の上にできたので地中に磁鉄鉱を多く含み、方位磁針に1・2度程度の若干の狂いは生じるが、
俗に言われているように「方位が分からなくなる」ほど大きく狂うものではない。
実際に陸上自衛隊は地図とコンパスで、樹海を踏破する訓練を行っている。
また、派生形として「樹海の中ではデジタル時計の表示が狂う」
「車の計器や放送機器に異常が発生する」等とも言われているが、科学的根拠のないデマである。
同様に「GPSも使えない」という俗説もあるが、これは比較的低性能のGPS機器を使用したさいに、
密生した樹木に電波が遮られるためであり、高性能の機器は正しく機能するし、また磁鉄鉱とは無関係である。
携帯電話がつながらないというのも樹木で電波が遮られるためであり、
近年はアンテナが設置されてつながりやすくなっている。
「航空機が上空を通過すると計器が乱れるため、飛行禁止とされている」という俗説もあるが、
民間機の飛行が制限されるのは、自衛隊・在日米軍の基地が近く、
横田ラプコンのエリアとして指定されているという軍事上の理由と山岳波という特殊な乱気流からである
よって、樹海に入ると方位磁針が狂うとか、二度と出てこれないというのは極端な話である。
砂嵐
ある男性が放送終了後もぼんやりテレビを眺めていた。
もちろん深夜のため、やっている番組もあるはずがなく、放送終了後の砂嵐が延々と映っていた。
するとそれまで砂嵐だった画面に急に人の名前がズラズラと並び始めた。
「あれ?」
臨時ニュースかと思って見ていると、なんとその中に自分の名前があった。
「なんだこれ・・?」
映画のエンドロールのごとく名前の羅列が続く。なぜ自分の名前があったのだろう?
気になった男性は、名前の羅列をいつ終わるのかとずっと待っていた。
ようやく羅列が終わり、最後にメッセージのようなものが映しだされた。
『明日の犠牲者はこの人たちです』
信じるか信じないかはあなた次第。
放送終了後のスノーノイズ画面(「砂嵐」)に関する噂は昔からある。
・ずっと眺めていると何か(殺人場面とされる例が多い)が浮かんでくる。
・警察がサブリミナルを仕掛け、指名手配犯に関する情報を募っている。
・ずっと眺めていると死に至る・発狂する。
・NHK未契約者のリストが流れている。
1990年代以降、非常事態に備えて電波はほぼ24時間発射されており、砂嵐はめったにない。
またテレビ受像機も、搬送波が受信できなくなった場合は
ブルーバックに切り替わる機能を備えているものもあった。
現在は地上デジタル放送に移行したため、停波しても砂嵐になることはなくなった。
■放送終了後の都市伝説
・小中学生を中心に「放送終了後にいやらしい番組が始まる」といううわさが語られた例は多い。
1970年代は、NHKの放送が終了する午前0時前後に民放で「11PM」などのアダルト向け番組が
放映されていた事実からの飛躍か。
・「いやらしい番組」とは砂嵐のことであり、「いやらしい」は性的な意味でなく、
単純に「不快」という意味だ、というオチがつく話もある。
またNHKで放送終了後に受信料未払い者の一覧を流した、といううわさや、
さまざまな個人名や企業名が流れた後に、「明日の犠牲者は以上です。おやすみなさい。」
と表示される「明日の犠牲者」という番組がある、といううわさも。
これらも「いやらしい」の派生だとされることもある。
・ホテルや旅館などのサービスで、客室向けにアダルトビデオの放送を行っている場合において、
それが近隣に漏れてしまう場合もある。もちろんそういったサービスは空チャンネルを用いて行われ、
また有料サービスであることが多いので、放送後にアダルト番組が流れたかのように
解釈されるようなケースは少ないと思われる。
・放送終了後に公開されている番組表に記載のない番組が放送される、というもの。
この例としては放送局の職員が誤ってアダルトビデオを流してしまうという放送事故が
実際に静岡放送で1980年2月9日に発生している。この時には抗議の電話が多数寄せられ
結果としてアダルトビデオを見ていた社員が懲戒解雇されるという出来事が起きている。
ただし、今日では局によっては放送終了後に試験電波としてフィラーと呼ばれる環境映像を流す場合があり、
この場合は番組表に記載されないこともある。
コインロッカーベイビー
ある女性が妊娠をしてしまった。
しかし相手が誰だかわからない上、それほど子供がほしいと思っていなかった彼女は、
周囲にバレたくない一心で、産んだ自分の子ども駅のコインロッカーの中に放置してしまった。
その後、何となく自分が罪を犯したそのコインロッカーの近くへ近づかないようにしていたが、
ある日、どうしてもその近くを通らなければならなくなった。
するとコインロッカーの近くで泣いている男の子がいた。
どうやら親とはぐれて迷子にでもなったようで、その子はひとりで泣いていた。
なんだかかわいそうだと感じた彼女は、子どもに声をかけた。
「ねえ、僕どうしたの?」
しかし、男の子は答えない。
「ねえ、大丈夫?怪我とかもないかな?」
それでも答えは返ってこない。
「ねえ、僕、お母さんは?」
「お前だ!!!!」
信じるか信じないかはあなた次第。
実はこの話、1973年に前後して日本国内で同時多発的に発生、社会問題となった
捨て子・死体遺棄事件の総称である。
従来、捨て子は捨てた側の親が、子が少なくとも生き長らえるよう、発見されやすい場所や
児童養護施設など、発見され次第、保護が受けられる場所に置き去りにされる傾向にあった。
この中では、不完全ながらも身の回りの物品が添えられたり、発見者や拾う側などに
メッセージが添えられることすらあった。
しかしコインロッカーベイビーでは、コインロッカーが施錠できる公共の施設であることから、
遺棄した側の匿名性が保持されやすく、異変に気づいても第三者が中を改めにくく、
そもそも人間を含む動物を入れることが想定外であり、換気が不十分ないしほとんど無いため
窒息の恐れがある。また、想定外利用なため異常が見落とされがちであった。
このため、発見は「異臭がする」など既に生存状態ではない段階であることも少なくない。
この問題では、1971年にコインロッカーで乳幼児の死体が発見されて以降、
年数件の頻度でコインロッカーからこのような乳幼児が発見されていた。
しかし1973年になって2月4日に、東京都・渋谷駅のコインロッカーに預けられたまま
保管期限が過ぎたロッカーから紙袋が回収され、翌5日に紙袋から異臭がしたため、
回収し保管していた警備員が中を改めると、生まれたばかりと思しき男児の遺体が入っていた。
この男児遺体は遺棄した者も結局わからなかった。
同年3月に大阪でバラバラ殺人の被害者遺体がコインロッカーに隠されるという事件が発生したことを
契機として、地域のコインロッカーを一斉に調査したところ、
バラバラ殺人事件で頭部が発見された大阪駅より、へその緒と胎盤がついたまま
タオルに包まれビニールの手提げ袋に入れられた新生児の遺体が発見された。
この事件報道に触発されるように、同年だけで大都市のターミナル駅を中心に、
43件の遺棄事件が発生、社会問題となった。
当時の若者世代の内には、未婚のまま子どもができるケースも増大していた。
この中では、出産から育児・子育てに対応できるだけの社会的支持基盤がなく、
人知れず出産して子を持て余し、あるいは邪魔になったとして
そのまま遺棄してしまったりするケースも増大していた。
また、コインロッカーベイビーで遺棄した側が検挙された例の多くでは、未婚の母であったという。
このことから、こういった都市伝説が生まれたのかもしれない。
エレベーターの男
ある夜、女性が仕事に疲れてマンションに帰ってくると、エレベーターで黒ずくめの服を着た男とすれ違った。男の服に血が着いていた気がしたが、とにかく疲れていたので特に気にもせず、
早く自分の部屋に帰って寝ることにした。
次の朝、インターホンで目が覚めて玄関のドアスコープをのぞくと、ドアの外に警察が立っていた。
「このマンションで殺人がありまして、犯人の目撃情報をお聞きしているんですが」
そんな事件があったのだとショックを受け、そういえば昨日エレベーターで
変な男とすれ違ったことも思い出したが、かかわりあいになるのも面倒だったので
見ていませんと言うと、納得した警察も帰って行った。
後日、テレビでこのマンションで起こった殺人事件の犯人が捕まったというニュースが。
映しだされた犯人の顔を見ると、それはあの警官の顔だった。
もし、エレベーターの男について喋ろうと玄関を開けていたら・・。
信じるか信じないかはあなた次第。
女優の室井滋さんが実体験したという話で有名。あらゆるところで話されているため、
聞いたことがある人も多いと思われる。
結婚相手とカミソリ
とある女性が『深夜0時ちょうどにカミソリを口にくわえて水を張った洗面器をのぞくと、
将来の結婚相手が見える』という噂を耳にした。
将来自分はどんな相手と結婚するのか気になっていた女性は、興味がわきやってみようということになった。
そして深夜0時。カミソリを口にくわえ、どきどきしながら水面をのぞいていると、
ぼんやりと自分以外の顔が映っていた。
びっくりした女性はうっかり口にくわえていたカミソリを水に落としてしまった。
洗面器の水はみるみるうちに真っ赤に染まっていった。
気味が悪くなった女性はそのまま水を流し、しばらくすると、そのことも記憶が薄れ忘れていった。
数年後、女性は友人のつてで男性と知り合った。
性格もよく趣味も合い、2人は間もなく付き合うこととなった。
しかし、知り合ったときからずっと男性はマスクをしている。
常にマスクを外さない男性に女性はずっと疑問に思っていた。
ある日、意を決して聞くことにした。
「あなたはなぜいつもマスクをしているの?」
男性はサッとマスクを外し、ザックリと残った醜い傷跡を見せ、こう叫んだ。
「お前が剃刀を落としたからだ!!!」
信じるか信じないかはあなた次第。
ある芸能人の失踪
1991年のある日、タレントのAさんが失踪した。海辺でさらわれたらしく、
マスコミなどもこのニュースを放送したが、実はこの事件の真相は
「失踪」ではなく某国による「拉致」だったというのだ。
夜釣りに出かけたAさんは某国による日本人拉致の現場を目撃してしまった。
そのために船に乗せられ某国へと連れて行かれそうになったが、
Aさんは世間的に知名度のある仕事をしており、自分がいなくなったら世間は大騒ぎになると訴えた。
そして拉致の実行犯たちは某所に連絡を取り、Aさんがタレントだということを確認。
「今日のことはたとえ家族にでも漏らしたら命はない」と脅されてようやく帰されたという。
Aさんが失踪してから3日。現場から30キロ離れた市内の図書館にいた男子学生によって
Aさんは発見された。服は失踪時のままで路上にうずくまっていたという。
額に切り傷がある程度だったが、市内の病院に保護されて、警察の事情聴取を受ける。
Aさんは水の中に落ちたことや、会館前まで車で運ばれたこと、車庫のベッドで目覚めて
ガムテープで目隠しされたなどと供述。しかし調べでは、主張を裏付けるような
ガムテープの形跡や海に入った様子もなく、事件性はないものと判断して捜査は終了した。
失踪したAさんは、それからというもの、失踪時のことを聞かれても
「何が起きたのかまったく覚えていない」と、失踪時のことを頑なに話そうとはせず、
不可解な反応を示しているという。
信じるか信じないかはあなた次第。
実際の芸能人失踪事件である。彼は何を見たのだろうか。
そして生還してから、この件に関して何も語ろうとしないのはなぜか。
すべては彼の心の中にしまわれている。
マルボロの都市伝説
イギリス・ロンドンにあるタバコ会社、フィリップモリスが製造するタバコのブランド「マルボロ」。
現在世界でベストセラーのタバコのうちの1つ。マールボロ・マンのビルボード広告で有名。
さて、このマルボロのMarlboroロゴを逆さにして端の部分、
MとLとBの長くなっている部分以外を隠して見ると、
「首を吊っている黒人と、それを見ている白人の図」になる。
また、マルボロのタバコの箱を横に寝かせてみると、Kの文字が見えてくる。
これは白人至上主義(KKK)のことで、マルボロのパッケージにその教義をこめたらしい。
信じるか信じないかはあなた次第。
もちろん、真っ赤なウソである。このような話はタバコにはつきもので
都市伝説が生まれやすいのだ。
時空を超えた飛行機
1932年。アメリカのある空港の上空でレアード型という複葉機が
見たこともないような飛行機と接触して墜落した。墜落したレアード機はそのまま格納庫の隅にしまわれた。
それから28年後の1960年、まったく同じ場所で、軽飛行機がひどく古い型の複葉機と接触して、
緊急着陸した。パイロットは、接触した相手は確かに旧型のレアード機だと言い張ったが、
そんな飛行機が飛んでいるのを見た者は他には誰もいない。
念のために、格納庫からレアード機を引き出して調べてみると、
埃だらけの壊れた翼の部分には、最新のプラスチック塗料がこびり付いていた。
1951年、8月4日の午前4時ごろ、フランスの英仏海峡に臨むディエップという町に住む
ドロシー・ノートン夫人は、騒々しい物音に目を覚ました。
小銃や、機関銃や大砲を撃ち合う音。急降下する飛行機の音。爆弾の音。
あまりの恐ろしさに、ノートン夫人はパリにいる伯父さんに電話をした。
パリの伯父さんは、受話器を通じて確かに銃声や爆弾の音を聞いた。音は3時間ほどで消え、
ノートン夫人は外へ出てみましたが何の異常もなく相変わらずの美しい風景でした…
調べてみると、ここは、そのときから9年前の同じ8月、第二次世界大戦でカナダ軍が上陸し、
ドイツ軍と激しく戦った場所であったのだ。
信じるか信じないかはあなた次第。
コーラを飲みすぎると骨が溶ける
魚の骨や人間の歯はコーラに浸すと溶けるという。
なので、コーラを飲みすぎてはいけない。歯が溶けてしまうから・・。
信じるか信じないかはあなた次第。
骨や歯といったカルシウムを主成分とするものはこれに溶かされてしまう。
ただし、これを経口摂取したとしてもそれで骨が溶けるなどということはない。
酸性の炭酸水も、結局は体内で生成される酸性の液体・胃液と混じり合うわけだから、
コーラで骨が溶けるなら、それ以前に胃液で骨が溶けてしまうことになるだろう。
清涼飲料水のがぶ飲みによる糖類の過剰摂取が骨に悪影響を示すことから
生まれた話なのではないかと指摘されたことがあったが、そのようなものなのかもしれない。
もちろん、飲みすぎが糖分の取り過ぎにつながるのはコーラに限った話では無い。
臓器売買
1.街角で立ちんぼをして仕事を探している人たちの一団がトラックに載せられてどこかへ行った。
再び戻ってきたとき、彼らの腹には手術後があった。
2.ある家族がハワイへ海外旅行に行った。
海で遊んでいるとき父親だけは浜辺で寝ていたのだが、一家が戻ってくると父親の姿がなかった。
ホテルに帰ってみてもいない。夜が明けるまでに帰ってこなかったら警察に連絡しようかと考えていると
夜が明けてしまった。これはただごとではないと思い、警察に通報しようとした矢先、
ホテルの玄関先に父親が倒れているのが発見された。
父親の腹部にはどう見てもプロの仕事とは思えない雑なやり方で、
いったん裂いた腹を縫いとめたあとがあった。
あとで詳しく検査したところ、その人は片方の腎臓を抜き取られていたのだという。
信じるか信じないかはあなた次第。
1は臓器売買の話。昔、実際に売血が行われていたことがこの都市伝説の
発祥となったのではないだろうか。売血の制度そのものは衛生面などの問題から廃止されている。
2は臓器泥棒と言うべき内容。旅行先で行方をくらました人が臓器を抜き取られて発見される話だが、
試着室で消えた人が、心身に何らかの傷害を受けて発見される話(ダルマ)にも通じる部分がある。
どちらにしても、臓器売買という、我々には到底なじみのない世界の物語であるため、
貧困や旅行、試着室など、世間から隠れたモノによる行為として都市伝説化しているのかもしれない。
日焼けサロン
最近は見かけなくなったが、ほんの少し前まではガングロがはやり、
大都市圏の女子高生を中心に多くの人が日焼けサロンに通っていた。
ある女性が肌を焼いたあとに、突然倒れてそのまま亡くなってしまった。
司法解剖の結果、彼女の内蔵はこんがりと焼けていた。
信じるか信じないかはあなた次第。
アメリカではすでに80年代の後半ごろから存在していた都市伝説である。
かつてのガングロブームに便乗する形でこのような話が日本でも知られるようになったのだろう。
ロウソク病
「ロウソク病」という病気の噂をご存知だろうか?
1970年代に流行した噂らしいのだが、この病気が進行すると、男性器がロウソクのように溶け落ちてしまうと
いう内容だったとのこと。横浜に「ロウソク病」に感染した米軍兵がいるという噂も一部で流れ、
週刊誌でも取り上げられていたようだ。
信じるか信じないかはあなた次第。
実はこのロウソク病の症状は、梅毒の症状に似ている。
また、別冊宝島「こわい話の本」によると、この症状は「軟性下疳」とされている。
ただし、溶けてしまうのはかなり悪化した場合の話とのこと。
さらにこれは簡単に治る病気らしく、第二次大戦以降は発生自体がほとんど無いようである。
いずれにせよ、性病や下の病気に対する警戒心・恐怖心が影響した都市伝説といえるだろう。
骨折バイト
世の中には骨折の回復の経過を調べる医者がいて、その被験者となるアルバイトがあるという。
その報酬は骨折する箇所によって異なっている。だいたい2~5万が相場のようだ。
しかし、研究者側にしてみるとデータが欲しいときに欲しい箇所を骨折してもらわないと
何にもならないので、たまたま骨が折れたから小遣い稼ぎにやってみよう、というわけにはいかないようだ。
したがって、このアルバイトをするときには「意図的に」骨を折らなければならないのだが、
その点は研究者が金属バットや万力を用意してくれていて、きちんとたたき折ってくれるので安心だそうだ。
信じるか信じないかはあなた次第。
実際にありそうなバイトだが、存在はしない。骨折のデータだけを見るのならば、
全国の整形外科にいくらでもあるからである。なお、上記のバイト額は『骨折手当て』のような
諸手当も含めてこの額のようである。骨折したときの日常生活の不便さを考えれば
実在したとしても、あまり割りのいいバイトではない。
壁に耳あり
とある大学の医学部での話。その日は解剖実習が行われていた。
解剖と言ってもカエルの解剖とはわけが違う。その日解剖されていたのは、献体された人間の遺体だった。
そんななか、クラスでもムードメーカー的存在の学生が、切り取られた遺体の耳をおもむろに手に取って
壁の方に向かって歩いていった。何をするのかと思いきや、彼はとんでもない行為に出た。
「壁に耳あり!」
そして壁に遺体の耳をピタッを押しつけたのだ。
この学生は後日、退学処分となった。
信じるか信じないかはあなた次第。
この都市伝説の一発ギャグにはさまざまなバリエーションがある。
・頭の内側に手を突っ込みんで目玉を押し出し「目が飛び出る」
・同じく、頭の内側から眼球をくり抜いたあとの穴を通してライターを灯し「目から火」
・切り取った鼻を両手に持って「両手に花」
・食道側から手を突っ込んで「のどから手が出る」
など。体の一部を使った格言・ことわざはおよそ全てネタにされるようである。
医学部の人間いわく、「医学部の学生なら一度くらいは耳にしたネタ」とのこと。
だが、実際にそのようなギャグをやる者がいたら、よほどの馬鹿か大物だろうとのこと。
退学処分はともかく、厳重注意と何らかのペナルティは免れそうにないとのことだ。
へそのゴマ
へそのゴマを取りすぎるとおなかが痛くなる(もしくはおなかを壊す)
信じるか信じないかはあなた次第。
へそのゴマはただの垢なので、取ってかまわない。ただし、鋭利な物や爪などで取るのはやめよう。
毎回の入浴のときに、軽く洗っているだけで取れていくそうだ。
湯船に使って柔らかくなってから洗うといいだろう。
また、へそを清潔に保つ方法は、オリーブオイルやベビーオイル、乳液などを綿棒に染みこませ、
ゆっくりやさしく繰り返しながら拭き取ってあげるとよいとのこと。
私もへそのゴマを取って腹痛に悩まされたクチだが、へそは内蔵との間に筋肉や脂肪が少ないため
爪などでゴマを取ると、キズがついてしまい、ばい菌などがお腹の中に入りやすくなるのだそうだ。
昔はへそを出すことが下品とされていたので、それもあいまって
「へそをいじるな」ということになったのかもしれない。
ガガーリン以前の宇宙飛行士
人類で初の宇宙飛行士として有名なガガーリンだが、実はそれ以前に
数人の宇宙飛行士が存在していたのだそうだ。
ところが、その誰もが地球に生還できなかった。着陸に失敗し地面に叩きつけられて死んだ者、
大気圏外で地球を周回する軌道に乗ってしまい、帰ってこれなくなった者がいたからだ。
いままでに表だって取りざたされていないのは、当時のソ連が体面を重んじて失敗を公表しなかったからだ。
信じるか信じないかはあなた次第。
ガガーリンは1961年に、人類初の有人宇宙飛行を成功させた。
「地球は青かった」で有名であるが、その功績で中尉から二階級特進して少佐になったそうである。
最後は、訓練中に事故死している。
さて、この噂自体は、ガガーリンが帰還した当時からささやかれていたようで、世界的なものである。
宇宙開発に限ったことではないが、当時ソ連と何かにつけて対立していたのがアメリカだった。
もし噂が事実であれば、アメリカも常に注視していたであろう宇宙で発生したスキャンダルを、
ソ連が隠しとおすのは難しかったと考えられるが、実際にはこの件について
アメリカからの目立ったりアクションはない。
一方で当時のソ連は、とにかく秘密主義の傾向が強かったため、
そのことがさまざまな憶測を生んだのではないかと思われる。