火星の放射線で人は死なないことが判明
「宇宙飛行士が火星の表面に降り立っても、リスク無しに生き延びることができる」
このような測定結果が、火星探査機のキュリオシティに搭載された
「RAD(RAD(Radiation Assessment Detector:高エネルギー粒子測定装置)」によってわかった。
それによると、RADが測定した放射線量は、国際宇宙ステーション内部で受ける量に近く、
地球~火星間にキュリオシティが受けた放射線量の半分ぐらいだという。
また、火星の大気は地球の大気のわずか1%ほどだが、そんな薄い大気でも
宇宙からの紫外線到達を防ぐことはできるのだという。
ただ、これはあくまで測定された放射線量によって仮設を導き出しただけであり、
実際に人が火星に降り、そこに住んで、地球にまた戻ってくるといった行程を踏み、
それでも安全だと証明されるまでは安心できないだろう。
それにしても、先日も書かせていただいた 火星8万人移住計画構想といい、
最近は火星に関する情報公開や新たな研究が活発化している。
それだけ待ち望まれているということなのだろうか。地球に代わる第二の星を探す旅は
意外と早く終わるかもしれない。
スポンサーサイト