睡眠に関する本の中で最高の書籍、「快適睡眠のすすめ」読破!
「快適睡眠のすすめ」というタイトルに惹かれて買ったこの本。「昼寝のすすめ」と捉えても良さそうです。
さて、中身に関してですが、睡眠、特に「昼寝」の重要性について深く面白く考えさせられる、素晴らしい本でした。その中の一部をご紹介。それは「マスキング効果」と呼ばれるものです。
「マスキング効果」とは、
潜在的に眠気があっても、日常生活の行動でそれが隠蔽されること
だそうです。屋外で体を動かしている時は、ほとんど眠くなりません。これはマスキング効果が働いているからだそうです。たしかに運動中や、何かをしている時など眠くはなりませんよね。これがマスキング効果です。
そして、成人がもっとも眠くなる時間帯は午後2時くらいで、「昼寝」の重要性についても書かれていました。昼寝をしたほうが、作業効率は大幅に上がるそうです。企業によっては、昼食後30分は「昼寝の時間」を設けている所もあるそうです。
「寝るなんてとんでもない」と思っていらっしゃる方。それは大きな間違いです。作業効率を上げたければ昼寝をしましょう。眠いのに作業していると効率が悪くなり、「自分の作業能力が低いからだ」と自己嫌悪におちいってしまいます。これを防ぐためにも昼寝をし、その後の効率アップに期待しましょう。短時間の睡眠でも脳を休めるには十分なのです。
この本買ってよかった・・5つ星モノです。
学術的に書かれている部分は「飛ばし読みしてください」と著者も語っているように飛ばし読みして、具体的な事例の部分のみを読んでもいいでしょう。とにかくためになります。睡眠に関して知りたい方はぜひ!
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