ネット依存を治す米国で話題の「デジタル・デトックス」

2013/09/14 2018/04/08 編集

ネット

ネットコラム

世界を変えたソーシャルメディア革命の落とし穴
(2012/06/29)
立入勝義

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LINE、Twitter、Facebook、ブログ、動画・・
現在、我々の身の回りにはこれでもかというほど電子機器があふれ、コミュニケーションツールもたくさんあります。

ところが、それに縛られてしまい自分の時間が持てなかったり、ネットに熱中するあまり、そこから抜け出せない「ネット依存」も問題になっています。

最近、米国で「デジタル・デトックス」という試みが注目されています。デジタル・デトックスとは、ネットから抜け出してオフラインの休暇を取ろうというもの。

言葉の意味は「デジタル」を「デトックス（解毒）」するという意味。

カリフォルニア州のナバロで開催されているデジタル・デトックス・キャンプでは
3日間のキャンプ中、携帯電話、コンピュータ、タブレット、時計の使用を禁じられます。
さらにお互いの仕事や年齢に関しても質問することは禁止。
名前もキャンプ中だけの仮名で生活を送るのだそうです。

このキャンプの目的は、ネットから離れて「目の前のことに集中する」状況を作ることで
本来の自分を取り戻していく目的があります。

確かにそうですね。私もデジタル・デトックスが必要かもしれません。
一日中、ネットに繋いでいる生活を送っているので、普段の生活の場に足を踏み入れても
頭のなかでは常に音楽が鳴っていたり、タイピングをしているような状況です。

トイレで用を足していても、そこにいる自分に膜が張ったようにもう一枚の自分がいるような感じ。
「心ここにあらず」といったほうが良いでしょうか。
タスク作業をしたり、タブをいくつも開いて同時にいくつもの情報を得るような生活をしていると
目の前のことに集中するということを忘れてしまうんです。

そういう意味では、ネットに依存していない人のほうが社会生活を立派に送れていますね。
目の前のことに集中する癖があると、私のように外に出て何か用事を足していても
頭の中では目の前にパソコンの画面があるような感覚にはならないでしょう。

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