【訃報】任天堂元社長　山内溥氏が肺炎のため死去　85歳

2013/09/20 2018/04/08 編集

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任天堂ゲーム

任天堂“驚き”を生む方程式
(2013/06/07)
井上理

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任天堂を世界的な企業へと押し上げた経営者、任天堂元社長の山内溥氏が19日、肺炎のため死去されました。85歳。

日本初のプラスチック製トランプを発売し、家庭用として普及させるとともにファミリーコンピューター、ゲームボーイの開発、さらには現社長、岩田聡氏に「二画面」ゲーム機の開発を提言。DSの開発にもこういった形で携わっておられました。

2005年に慰労金約12億円が提示されたものの、「社業に使って欲しい」と経営者の鏡のような発言をし、慰労金の受取を断っています。今の世の中、これだけのお金を受け取らずに会社に使えと言える経営者がいるでしょうか。

博打の道具としての花札メーカーからスタートした任天堂を、
世界的なコンピュータゲームの大企業に変貌させた山内氏。

あの時代、ファミコンにたっぷりと遊ばせていただいた世代のいちユーザーとして
氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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