不安に弱い自分がなんとか生きている方法 - 健康
AMGブログ

不安に弱い自分がなんとか生きている方法

2014/08/13 編集
健康
生活 コラム メンタル




苦悩2私は自分で言うのもなんですが、すごい不安に弱いです。

先の不安があるだけで、一日中不安なときもあります。夜を迎えると安心し、昼間になると不安になる。こういったこともあります。

しかし、そんな私でもなんとか生きています。


スポンサーリンク



現在の自分を受け入れる


これ、いろんなところで見ますよね。啓発本とか。そんな簡単に自分を受け入れられるわけがない!

「自分を受け入れろ」ってほんっと楽な言葉だと思いますよ。アレ言ってりゃいいと思いますもんこっちは。そんなに簡単にできないって!って言いたいですよね。

そんな私も、自分を受け入れるまでにずいぶんと時間かかりました。それは年齢によるものが大きくなってきたと思います。

自分は強くもないし、体力もない。だけど甥っ子の遊び相手にはなる。インドア派だけど、その分、情報収集には勤しんでいるので話題は多い。ニュースにもすぐついていける。アウトドア派にはない強みを持っているから、なんだか生きていけそうな気がして生きていってるだけなんです。


性格は直らないと思う


30年以上生きてきて、性格ってそんな簡単に直るものではないと思いました。だってそれが本来の自分なんですから。

深層心理と同じで、本来の自分っていうのは、曲がらない鉄棒を無理やり曲げようとしているようなもので、無理に直そうとすると、かえって傷が残るような気がするんです。だったら鉄棒を磨きに磨くほうがいいんじゃないかと思ったりもするんです。つまり、ありのままの自分を磨いて伸ばすっていうことですね。

性格は直らなくても考え方は変えられる

これは母から教わった言葉です。


不安感にブーストをかけるのをやめよう


不安感が大きくなると、冷静に考えればなんてことないのに動悸がしたり、呼吸が荒くなったり、将来のことを考えて心臓がドキドキしたりしてくる人はいると思います。

不安が不安を呼び、さらなる不安のスパイラルへ…

いままで私が体験してきたことです。このスパイラルに入ると、抜け出すのはなかなか難しいです。私が不安スパイラルに入るとき、それは「ある事柄についてわからないとき」が圧倒的に多いです。調べればわかりそうなものでも、とりあえず不安になってしまうという悪循環があるため、どんどん調べ、理解を深めていくと落ち着きます。

「わからないから不安になる」

っていうのは、おそらく私だけではなく、多くの人が体験していることでしょう。そういうときには、とにかく「調べる」ことがとても大切だなと思いました。わからないなら調べるという単純なことができないまま、不安感にさいなまれている人は予想以上に多いと思います。

わからないことは恐怖を呼び、不安になります。実際、解決してみればなんてことはなかったことも、まるで巨大な黒いもやが自分の胸の中にかかったようになり、解決するまで悶々としてしまう。こんな経験は誰にでもあることだと思います。そういった不安感は「わかること」で解消されます。当然ですが。

ですから「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざがあるのだとつくづく思っています。わからないことがあって不安になっているなら、ネットで調べたり人に聞くなりして調べつくし、その事柄に対して疑問がなくなるまで調べることが大切です。細かい性格をしている人なら余計に調べつくさないと、安心できません。


やっかいなのは「不安の理由」を探してしまうこと


私は体調が悪いときや風邪をひいたときに、ひどく不安になることがあります。いつも周りから言われます。

「風邪っぽくなるといつも不安になるね」と。

で、体調が悪いときに自覚症状がないと、「なぜ自分は不安感を感じているのか」「どこかに理由があるのではないか」と、探さなくてもいい不安感の原因を自ら探してしまうんです。「原因があるから不安になるんじゃないか」と、ありもしない不安を探し、理由づけをしちゃうところが良くないなあと思うわけです。

すごく元気なときには、大抵のことは何かあっても跳ねのけるぐらいのパワーがありますが、風邪をひいたりすると、その気力が失われ、不安感や焦燥感が沸いてきます。

そんなときには迷わずゆっくり休みましょう。


不安感が強い人は慎重派だから素晴らしいと思う


まあ、これは自分で自分を慰めるための手段というか(笑)。

私自身が不安を感じるときが強いのでそう感じるのかもしれないんですが、不安感が強い人というのは、上にも書いたように「先の不安」を感じます。そして、不安の原因を探していろいろ調べたりします。

実はこれって、素晴らしい個性だと思うんですよね。世の中にはちゃらんぽらんで何も考えておらず、ノリと勢いだけで生きている人がいます。しかし、そういう人は一概に失敗しやすいです。なぜなら「石橋を叩いて渡る」ことを知らないから。

それに比べれば、不安を感じ、常に先のことを考えて不安を解消するために調べたり聞いたりする人のほうが、ずっとずっと慎重派であり、世の中を渡っていくのに適しているんじゃないかと、そう思うんです。

要は考え方なんですよね。不安な自分を「弱い」と責めるんじゃなくて、

「不安だから自分はいろいろと調べる頭を持っている。なんて素晴らしい個性を持っているんだ」

と思ってしまえば、不安感が強みになります。これ、周りからいくらバカにされても効かなくなりますよ。だってここまで不安な気持ちを抱えているからこそ、先読みができて危機回避能力に長けているんじゃないですか。危機回避能力に長けていない人というのは、無理をします。危険を危険とも思わず、危険なことをし、結果、自分が苦しみます。それは「勇敢」とか「前向き」なんていう気持ちじゃないんです。


まとめ


  • 自分を受け入れるには年齢的なものもある

  • 性格は簡単に直らないが、考え方は変えられる

  • わからないから不安になるなら調べて落ち着こう

  • 不安感が強いときは「体調が悪いのかな?」と疑うこと

  • 不安の理由を探すのをやめる

  • 不安感が強い人は石橋を叩いて渡る、素晴らしい個性を持っている


こんな自分でも、なんとか生きています。不安に弱いなあと自分で思う人、頑張る必要はありませんが、そのままの自分を一番理解しているのは自分だけということを忘れないで生きていきましょう。
スポンサーサイト