【PS2】『天誅 紅』レビュー 天誅史上、もっとも難易度が高いゲームだと思った - アクション
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【PS2】『天誅 紅』レビュー 天誅史上、もっとも難易度が高いゲームだと思った

2014/09/16 編集
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忍者活劇 天誅 紅 ポータブル
忍びの里が火に包まれ、反逆者が発生した。くのいちの「彩女」は忍の里に帰還するも、そこにいたのは殺された頭領、そしてくのいちの「凛」のみであった。

彩女と凛の物語が始まる。

このゲームは、これまでの『天誅』シリーズ中、最大の難易度だと思います。ちょっとでもスキを見せるとすぐ見つかりますので、それが異常なまでの緊張感を醸し出しています。

このゲームを標準難易度で楽しみたいなら「易」を選んでください。この難易度がちょうどよいレベルになっています。実は難易度を変えたからといってストーリーに変化はありません。途中で死んでもコンティニューがついていますから安心です。

水の表現も綺麗で、「水遁の術」を使い、水中に身を隠すことができるのも特徴です。忍殺の種類もさらに増え、飽きることのない忍びの世界を体験できます。

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忍術指南が嬉しい


まず、『紅』は『参』よりも難易度が高いので、ここでしっかりと基本を学んでおく必要があります。これまでのシリーズをプレイしてきた人はすんなりと操作できますが、このシリーズが初めてだという方にとって、『紅』は非常に難しいゲームに映るでしょう。それだけやりごたえがあるゲームです。

横移動、月面宙返り、張りつきなど、基本的な動きをここで学んでおきましょう。ゲームが進むにつれ、新たなアクションが追加されていきますので、その時々で学んでいきましょう。

今作から「投げ」が加わりました。相手方向にスティックを倒して○ボタンで投げます。投げ抜けもR1でできるようになっていますので、一気に間合いを詰めて投げ、起き上がり時に連撃を加えるといった戦い方もできます。


時代劇風の予告やストーリーが古風


まるで時代劇を見ているかのような予告があったり、任務開始前のあらすじなども用意されています。そのムービー展開はまさに「時代劇」です。戦乱の世を生き抜いたくのいちの物語に思いを馳せましょう。


彩女と凛が主人公


これまでのシリーズでもおなじみ、「彩女」、そしてくのいちの「凛」が主人公です。それぞれの視点で物語は進んでいきます。彩女はくのいちとして極みの域に達していますが、凛はまだまだといったところ。しかし体術を基本としているため、攻撃速度が早いです。


難易度は過去最高レベル


最初にも書いたように、「易」でちょうどよいレベル設定です。それ以外の難易度にすると、このゲームは『天誅』シリーズ史上、過去最高の難易度になります。過去作では何度か見つかっても、「下忍」ぐらいで済みましたが、今回は数度見つかれば「門前払い」レベルにまで落とされてしまいます。上忍などのランクを取るには、何度も同じステージをクリアし、敵の配置を見定め、本当に素早い動きでマップを走り回る必要が出てきます。


ストーリーを楽しもう


この作品はやりこみ要素がありません。何度も何度も同じステージをやり直し、難易度を変えて自分なりに楽しむだけです。その代わりストーリーは良いので、彩女と凛を操りながら、忍の里に訪れた悲劇の真実を確かめましょう。いままでの天誅ファンも楽しめる1本です。


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