空間演出をしているラジオ番組は新しい発想

しかし、ここ近年かな?「あたかも空間演出をしているラジオ番組」があることに気づきました。
たとえば、ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo。この「ももクロくらぶ」では、番組途中でももクロメンバーが「さて、私たちは、さっきいた場所から...移動して、「別な部屋」の前に来ています。今夜は、ここ「ももクロ検定の部屋」です!」というように、まるでブースから移動したようにみせかけて、コーナーを送ったりしているラジオ番組があります。
最初聞いたとき、「え?本当にブースから移動して別の部屋の前に来てるの?」って思ったぐらいですから、初めて聞いた人はそう思うかもしれません。
次にご紹介するのは、YKK AP presents 内田恭子のウチ・ココ ~ウチだけ、ココだけの話元フジテレビアナウンサーの内田恭子さんがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組なんですが、この番組、最後にゲストの方を「窓を開けて見送る演出」をされるんですよ。
ガラガラガラ・・って窓を開けて「○○さーん!」って内田さんが言うわけです。まるで、自宅のベランダの窓を開けて、2階からお客さんを見送るような感じ。
こうした演出(小芝居?)を入れてくるラジオ、僕はとても好きですし、ラジオはブースの前でひたすら喋るものという概念を崩したこれらの番組のワンシーンは、小さいながらも偉大なことだと思うのです。
ラジオは聞き流すものであったり、場面転換に想像をふくらませる、イメージトレーニングにとてもよい媒体だと思うので、番組中にこうした「情景」が想像できるような仕掛けは、どんどんやっていってほしいなあって思いました。
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