人の話に首を突っ込むタイプはどう対応したらいいのか - 生活全般
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人の話に首を突っ込むタイプはどう対応したらいいのか

2016/08/09 編集
生活全般
生活 コラム ひとりごと




これは僕のことです。僕は昔からたびたび、人の悩み事や揉め事などに「無駄に」話を突っ込むことがありました。その都度、周りからは「人の話や悩み事に安易に首を突っ込むな」と言われてきました。

世の中、「こっちはこっちで話しているのに、なんでいちいち首を突っ込んでくるんだ」と思う人がいるでしょう。僕がそうでしたから。それでは、そういう人にはどういう感じで対応すればよいのかということを書いていきたいと思います。

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認められたいという承認欲求


なぜ、人の話や悩み事に首を突っ込むのか?

そこにあるのは

  • 認めてほしい
  • 自分が一番になりたい
  • 寂しいから話に入らせてほしい

だいたいこのへんの理由です。僕がいちいち人の揉め事や悩み事に首を突っ込んでいたのは、こういう心理があるからなんだなということに気づきました。

「困っている人を助ける」という名目を勝手に作って、都合のいい解釈をし、自分が満足するために話に入っていくんだという気持ちが大部分を占めていることに気づいたんです。

なんでもかんでも話に入ってくる人、いるでしょう?そういう人って寂しいんです。自分を認めてほしい力になりたいという気持ちが強すぎるから、本来なら突っ込まなくてもいい話にわざわざ首を突っ込んで空回りしているんです。

「お前が話に入ってくるとややこしくなるから入ってくるな」

こう言われたことがあります。自分では意見しているつもりだし、揉め事が早く終わるように対策を考えて役に立ちたいだけなのに…。

本人は役に立っている「つもり」。これがややこしい。人からすると、当事者同士の問題にたとえ家族といえども入ってきてほしくないときはあるはずです。それを無視して人の話に入る理由、それはやはり

「人の役に立つなんてのは名目で、本当は人を助けたつもりになっている自分に満足したいから」

これなんです。寂しくて、しかもヒマだから話に入りたい欲求だけはある。しかし自分だけが話の輪の外に置かれているようで辛い。だから強引にでも話に入ってアイディアを出し、人からすごいとか言われたい。認めてほしい。

あれですよ。定年後のおじさんが町内会で大きな顔をしているのに似ています。あの感覚も同じだと思うんですよね。何かしら人の役に立ちそうなことを提案して、周囲から認められたい。これが原動力だと思うんです。

こういう変な考えがあるから、人の話に勝手に入っていっては蹴散らされるという経験を僕は多くしてきました。本当に人の役に立ってすごいと言われたいなら、それだけの力と問題解決能力を持っていないと、まったく信用されないし、話も聞いてくれない。このことをよく頭に叩き込んでおかないと苦労します…。

僕は自分の考えが間違っていたと気づくまで、長い時間を要しました。自分だけが先走って役に立っていると思っていたのは、実は勝手な思い込みによる自己満足に過ぎなかったんです。


人の話に勝手に入ってくる人を落ち着かせるためには


このパターンの人を落ち着かせるためには、無闇に突き放すのではなく、ぜひ話の輪に入れてあげてください。それだけで当人は満足します。当人からすれば、自分だけが仲間はずれにされているような感覚があるので、無理矢理にでも解決策のようなものを持って行って話に入ろうとするのです。

もし話に入ってきた人が自分なりの解決策を提示し始めたら、それもある程度聞いてあげてください。その案を実行する必要はありません。

「自分が提示した案をとりあえず聞いてくれた」

という事実が当人を落ち着けますし、個人的な体験に基づいたことですが、それ以降は空気を読んで話に参加してくれる可能性も高くなります。


ぜひ、話から外すのではなく、話の輪に入れてあげてください。
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