お金を貸すときは「返ってこないかもしれない」ぐらいの覚悟が必要 - お金
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お金を貸すときは「返ってこないかもしれない」ぐらいの覚悟が必要

2021/02/10 編集
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生活 コラム お金




みなさんの周りにお金を貸して返ってこない…なんて人はいませんか?

僕の持論ですが、お金を貸すときは「返ってこないかもしれない」という気持ちを持つぐらいに覚悟して貸さないと、あとで絶対に遺恨を残すということです。


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そもそも、お金を借りる人というのは、「その時だけ良ければいい」という人が大半です。お金がないため、すぐ借りたい。そして借りたら安心してホッとするのです。

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喉元過ぎれば熱さを忘れる


ホッとしたら、お金を借りたときのことを忘れていきます。最初はありがたく思っているかもしれませんが、その修羅場さえクリアできればいいので、借りたお金をその修羅場に突っ込みます。

たとえば、遅れていた支払い分に充てるとかするとしますよね?その時点で借りたお金はそっくりそのままスライドして、支払いに消えていきます。

そして、借りた本人の手元には1円も残りません。支払いに充ててそのストレスから開放されたため、借りたときの申し訳無さとか、そういったものが消えていくのです。


返済を迫るとイラつく人の思考回路


貸したお金を返してくれと言われたらムカッとくる人がいるのはこのせいです。自分的にはもうストレスが無いのに、貸した相手からは返済を迫られますから、またストレスが溜まります。そしてそのストレスから逃げようとするのです。

家族からお金を借りたりしたら、業者ではないため、よほど強く返済を要求しないと逃げられます。そして、返済を迫るたびに、のらりくらりとかわしつづけ、お金は返ってきません。

「なんで返さないといけないんだ」

こういう思考回路が生まれます。そしてその場を取りつくろって、お金を返さなくなります。

お金を返さない人に共通する、ある言葉があります。それは

「お金が出来たら返すから」

このセリフを言う人はほぼ返しません。「給料が入ったら返すから」なんていう人もいますが、これもあまり信用できません。そういう人は、お金が入ったら急に惜しくなる心理が働くのです。だから

「なんで自分のお金を取られなきゃならないんだ」

という、変な考えが湧いてくるのです。

借りて急場をしのいだにもかかわらず、「自分の金を持って行かれる」という思考回路が生まれてくるんです。この考えを持っている人にお金を貸したとしたら、なかなか返済は難しいでしょう。業者ですら、厳しい取り立てを行っているのです。一般人が一般人にお金を貸したり、家族間でお金を貸したりすると情が入るため、厳しく取り立てられない人もいるでしょう。


しっぺ返しは必ず訪れる


ただし、こういう「逃げ」を打っている人はいつかしっぺ返しをくらいます。それは


縁を切られる


ということです。夫婦間でお金を使ったり、親が息子の嫁にお金を貸したりして返ってこない場合、「金の切れ目が縁の切れ目」状態になります。お金は人間関係を壊しますし、家族・親族間であってもお金が原因で絶縁状態になったという話はいくらでもあります。それはひとえに借りる側の意識が問題なのです。

借りたお金はなんとしてでも返すという、当たり前の思考がそのときは働いていないので、とりあえずその場をしのげればいいと思っているから、借りたお金のありがたみがわからないのです。


経験にもとづいて言うならば、どうしてもお金を貸すときは、もう二度と返ってこないという覚悟を持ってして貸すぐらいでないといけません。その自信がないなら、最初からお金は貸さないことです。常に返済を迫ってお互いに嫌な思いをしてもいいという人でないとダメです。
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