サガスカーレットグレイス 緋色の野望 購入レビュー!たぶん作業ゲー厶が好きならかなりハマる!

ついに発売された『サガスカーレットグレイス 緋色の野望』を購入しました。
久々のサガ新作ということでプレイしていますが、Vita版は未プレイで、今作から初めてこの作品をプレイしました。
序盤からやってみた感想は
「たぶんこのゲーム、作業系のゲームが好きならかなりハマる要素があるゲームだな!」
と思いました。
スポンサーリンク
ダンジョンや街中を歩く要素はなし
まず、このゲームは街やダンジョンを歩き回るということができません。イベントも1枚絵で進行するのみです。
ダンジョンでは同じ敵と何度でも戦えるというとのも多く、まさに作業ゲーの極地。これが好きか嫌いかで本作の評価ははっきりと分かれるでしょう。
フィールドを歩いていると、ひょこっと街やダンジョンが出てきて、そこを選択するとイベントに入ります。街では鍛冶屋で武器防具を強化したり、街の人の話が聞けます。
ダンジョンを選択すると準備をしてからいきなり戦闘に入ります。感覚としては今風のスマホゲームに近いです。
目標物をタップしてイベントをクリアしてまたフィールドに戻る。面倒かどうかは人によりますが、ダンジョン内を延々歩いたり、エンカウントしたりというこれまでのRPGの概念はありません。
何事も「選択してから始まる」ので、十分に準備時間があります。こう聞くと
「ええ…大丈夫なのそれ」
と思うでしょう?僕もそうでした。でも大丈夫!ひとつの戦闘にかかる時間は長いです。そのぶん戦略性が増しました。「サガスカ」では次に行動する順番がすべて目に見えています。なので次にどう行動するかをじっくりと考えて決めることができるんです。
例えば敵が強力な技を使ってこようとしているとき、「瞬速の矢」で一番最初に攻撃をしてその敵だけを最初に倒すといったこともできます。
LP0でも復帰可能!
本作ではLPが0になったとしてもキャラは消滅せず、リザーブに入れておけばLPが回復し、戦闘に復帰できるようになります。また、全パーティーメンバーのLPが0に近くなると、街中に救護班が現れ、物資と引き換えにLPを回復してくれます。
これを知ったとき、戦闘が怖くなくなりました。これはかなりの救済措置です。
閃きは健在
本作では技を使った直後に閃くようになっています。これまでのように「武器を使って最初」に閃くのではなく、選択した攻撃をしてから閃くので、実質2回攻撃になります。
技の演出も豪華になっていて、個人的に序盤プレイしていたなかで槍技の「エイミング」は必見ですかね。あの狙いすました感じはいい!
昔の「サガ」が戻ってきた感じ
キャラクターのセリフを見ていて思ったのが、
「これ、昔のサガっぽいセリフ回しだなあ」
ってことです。魔界塔士サガの宿屋みたいな
「なんの ようだ!」
的なセリフが多いです。女性キャラであっても「がっかり。」一言で終わったり、なんとなく淡白なあの感じがまさにサガ!って感じでいいんですよ。
古き良き「サガらしさ」を保ちつつ、新時代へ突入した新たな「サガ」
賛否両論はあると思います。フィールドやダンジョンでエンカウントしませんし、「歩く」楽しみはほぼないので、その面で「否」を突きつける方もいらっしゃるとは思います。
しかし、個人的なことを言わせてもらえば、これはまぎれもなく「サガ」です。なんとなくやっているうちに何時間も経っていたあの「サガ2」みたいな中毒性があったんです。僕自身、作業ゲーが好きなせいもあってか、「同じダンジョンで何度も戦って成長させまくる」みたいなのがしっくり来たんですよね。
これまで「サガシリーズ」をプレイしてきた人ほど、「ああ、サガだわこれ」となる可能性は高いです。シリーズファンの方にこそ、どっぷりとプレイしてみていただきたい!そんなことを思いつつ、再び冒険の世界へ旅立ちたいと思います。
サガ スカーレット グレイス 緋色の野望 - PS4posted with amazlet at 18.11.04スクウェア・エニックス (2018-08-02)
売り上げランキング: 1,063
関連リンク
▶サガ スカーレット グレイス 緋色の野望 | SQUARE ENIX
▶『サガ スカーレット グレイス 緋色の野望』インタビュー! 変更点は400個以上、新主人公がいない理由は? | AppBank
スポンサーサイト