希代のプロレススキャンダルマンガ「プロレス地獄変」購入 カ、カテエ・・!

これはかつて宝島社のプロレスムックに掲載されていたプロレスの裏話マンガである。
「プロレススーパースター列伝」作者の原田久仁信先生によるプロレススキャンダルを一冊にまとめた本作が、2021年3月21日に発売された。
それが劇画 プロレス地獄変 (宝島SUGOI文庫)である。
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この漫画は2000年代初頭、プロレスが暗黒期と言われたあの時代に起こったプロレスのスキャンダルを漫画化したものである。
このマンガの一番の見どころはなんといっても
「実録WJ 地獄のど真ん中」であろう。前後編に分けられて掲載されているこの作品は、いまやネット上のみならず、スキャンダル好きのプロレスファンにとって何度もでも読める志向のマンガである。
2002年に新日本プロレスを電撃退団した武藤敬司が全日本プロレスの社長になり、その後、"ゴマシオ"こと永島勝司と長州力がWJプロレスを旗揚げし、団体が消滅するまでのあいだの出来事をつぶさにまとめている。
一晩で500万が消えたという旗揚げ前の忘年会や長天6連戦の頓挫、給料の遅配、そしてX-1から団体崩壊まで、わずか1年弱しか活動していなかったにもかかわらず、20年近く経った現在まで語り継がれるのは、WJがそれだけ濃すぎるスキャンダルにまみれていたという証拠だと思う。
もうひとつの目玉はノアの詐欺師問題である。
泉田純が騙されて4,000万円を騙し取られた希代の詐欺師。その巨額マネーにノアが飲みこまれていた当時の状況を事細かに描いている。
さらには北朝鮮で行われた平和の祭典の裏側、"破壊王"橋本真也の夫人回想録。FEGの破産劇、ターザン山本回想録、内外タイムス倒産にまつわる裏事情など、当時、ムックを買っていた者のみならず、こういった裏話が好きなら買っておいて絶対に損はない一冊である。
このマンガの一番の見どころはなんといっても
「実録WJ 地獄のど真ん中」であろう。前後編に分けられて掲載されているこの作品は、いまやネット上のみならず、スキャンダル好きのプロレスファンにとって何度もでも読める志向のマンガである。
2002年に新日本プロレスを電撃退団した武藤敬司が全日本プロレスの社長になり、その後、"ゴマシオ"こと永島勝司と長州力がWJプロレスを旗揚げし、団体が消滅するまでのあいだの出来事をつぶさにまとめている。
一晩で500万が消えたという旗揚げ前の忘年会や長天6連戦の頓挫、給料の遅配、そしてX-1から団体崩壊まで、わずか1年弱しか活動していなかったにもかかわらず、20年近く経った現在まで語り継がれるのは、WJがそれだけ濃すぎるスキャンダルにまみれていたという証拠だと思う。
もうひとつの目玉はノアの詐欺師問題である。
泉田純が騙されて4,000万円を騙し取られた希代の詐欺師。その巨額マネーにノアが飲みこまれていた当時の状況を事細かに描いている。
さらには北朝鮮で行われた平和の祭典の裏側、"破壊王"橋本真也の夫人回想録。FEGの破産劇、ターザン山本回想録、内外タイムス倒産にまつわる裏事情など、当時、ムックを買っていた者のみならず、こういった裏話が好きなら買っておいて絶対に損はない一冊である。
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