【Switch】百英雄伝 Rising プレイレビュー クエスト・アクション・雰囲気…これは面白いぞ! - RPG
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【Switch】百英雄伝 Rising プレイレビュー クエスト・アクション・雰囲気…これは面白いぞ!

2022/05/14 編集
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ゲーム ゲームレビュー RPG Switch




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あの「幻想水滸伝」のスタッフが集結して制作されたアクションRPG、「百英雄伝 Rising」。

505Gamesより発売されたこのダウンロード専用ゲームをプレイしています。

正直、か な り 面白いです!

このゲームは2023年発売予定の「百英雄伝」に登場する一部キャラクターが登場し、その前日譚となる物語が描かれています。

主人公はスカベンジャーハンターの「CJ」という女の子。トレジャーハンターです。この物語は彼女が辺境の町にやってきたところからスタートします。

ゲームの目的は「街の復興」。大地震で崩壊した街を復興させていくのが彼女の目的です。

そこにはさまざまな人たちとの交流があり、人々のお願いを聞くことで達成されるクエストの豊富さ、アクションゲームとして一本筋の通ったつくりなど、評価すべき点がひじょうに多いゲームとなっています。

これは本編が楽しみです。

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特徴1 「武器防具をレベルアップさせていくとアクションが増える」




これです。最初はアクションも限られた動きしかできません。しかし、物語を進めていくうえで武器屋や防具屋ができていくと、そこでカスタムした武器防具が入手可能になります。

それらの装備を身につけることで、新たなアクションが増えていくのが楽しい!攻撃回数や二段ジャンプなど、「いままで行けなかったところに行けるようになるワクワク」があるんです。


サブ要素もしっかりある




これも「幻想水滸伝」からの流れを汲んでいると感じさせられる要素でした。物語を進め、街の復興が進んでいくと「釣り」や「罠を仕掛ける」などのサブ要素が解禁されていきます。

釣りをやってみましたが、指定ボタンを時間内に押すことで釣り上げることができます。これがなかなかハマる!表示されるボタンは毎回違うため、スリリングな釣りが楽しめます。



本作は来年発売予定の「百英雄伝」のあくまで前日譚です。言ってみればプレオープンみたいなものなのですが、なんのなんの。この作りこみの深さなどは「本当にこの価格でよかったんですか!?」と思うほどでした。

現在も引き続きプレイ中ですが、このゲームはSwitchで録画ができないんですよね。おそらく、ゲーム本編をじっくりその目で見て遊んでほしいというスタッフの気持ちが込められているのだと思いますが、それでいいと思います。

それだけやりがいのあるゲームですし、本編を発売する前にその前日譚を「アクション形式」で発売するというのも異例なことです。(本編は普通のRPGだと聞いております)

ただ、システム面は問題もあり


ただ、ゲーム自体のシステム面、進行具合には問題もあると感じさせられました。

まず、主要キャラクターのアクション要素が解禁されるまでにはしばらく時間がかかります。僕は2時間ぐらいでようやく「遊べるアクション」が解禁されました。

言ってみれば「ていねいすぎるチュートリアル」によって、ひとつひとつのクエストをクリアしていかなければ、アクションが増えていきません。

2人目のキャラクターである「ガルー」が仲間になるまで1時間半ぐらいかかり、そこから主人公のCJのアクションが増えていき、ダンジョン内をある程度自由に探索できるようになるまでに、合計で2時間半ぐらいかかりました。

ていねいなチュートリアルを用意しているのはとても良いんですが、ある程度ゲーム慣れしている人に向けて、最初からそこそこの要素を解禁した状態から始められるモードを用意しても良かったんじゃないかと思います。

武器の名前変更画面はちょいと面倒


また、物語が進むと武器の名前を変えられる場面があるのですが、そこの操作性がイマイチ。

縦にずらーーっと名称が並んでいて、そこから選ぶ感じなんですが、左右ボタンを押したら一気に10個ずつ進むとか、そういったスキップ機能がほしかった。名前をいちいち上下ボタンをスクロールさせながら選ぶのって結構面倒なんですよね。

前日譚としてはなかなかのゲーム


とはいえ、街の人々の頼みごとを聞き、クエストをクリアしてスタンプカードにスタンプを押してもらう「ごほうび要素」は楽しく、人からお礼を言われることの嬉しさを感じられる作品です。



来年発売の本編がどのような感じになるのかはまだ全然わかりませんが、「幻想水滸伝」のスタッフが集結しているということ、そして公式サイトにも書かれているように、

我々にとって一番の喜びは、ファンが面白かったと喜んでくれる事、その声を聞くことです。
そのためだけを目指したタイトルを作ろう。それが百英雄伝の出発点です。

百英雄伝 | 【公式】Rabbit & Bear Studios 株式会社


この言葉を信じます。
そして来年、本編が発売されたとき、やっぱり自分の選んだゲームは間違っていなかったと胸を張って言えるような、そんな歴史に残る作品に出会えることを楽しみに、「Rising」をプレイしていきます。

百英雄伝 Rising ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)



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百英雄伝 | 【公式】Rabbit & Bear Studios 株式会社
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