【新日本プロレス】SAKURA GENESIS 2023 SANADAがIWGP世界ヘビー級王座を初戴冠!!

新日本プロレスの春の祭典、SAKURA GENESIS 2023がついに開催されました。
今大会は両国国技館にて開催され、世界中から注目を集めていました。CSテレ朝チャンネル2のみで放送されたということもあり、日本のトップレスラーたちが勝利を賭けて激突する壮絶なバトルが繰り広げられました。
そんな中でも大注目だったのはメインイベントの「オカダ・カズチカ vs SANADA」の一戦でしょう。
春のトーナメント戦、ニュージャパンカップでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを脱退し、Just 5 Guysへ電撃加入。新技「デッドフォール」をひっさげて優勝したSANADAに対し、新日本プロレス50周年を超えてけん引するスーパースター、オカダ・カズチカ。
前哨戦はオカダが負けていたこともあり、果たしてどちらが勝つのか、ファンの間でも注目が集まっていました。
そんな春の両国もついに決着が訪れました。結果は…!?
ヒーローのような明るいテーマ曲に、真っ青なコスチューム。まるで昔の「真田聖也」に戻ったみたいでした。ヒゲも剃って髪も黒にして、真っ直ぐなSANADAでオカダに向かっていきました。
オカダは強い!SANADAがいくら攻めても返しても、何度も起き上がってきつい攻撃を仕掛けてくる。あの清宮戦を経て、確実に「怖さ」を身につけたオカダ・カズチカ。さすがにハンパな強さではありません。
しかし、ここで終わっちゃあSANADAが自分で世界を変えた意味がない!
.@seiyasanada "Rainmaker"
— njpwworld (@njpwworld) April 8, 2023
Watch Sakura Genesis live in LIVE in English on https://t.co/CcdQ1XamUA (outside Japan)#njSG #njpw #njpwworld pic.twitter.com/SMwvYPuW5A
ファイトスタイルは変わらなくても、解説の棚橋いわく
「同じ技でもコスチュームを変えるだけで全然違う技に見えますね」
とのこと。まさにそうで、同じ技を見ているのに、まったく違うんです。このあたりからだんだんとSANADAに対する期待感が盛り上がっていくんです。
試合後半、SANADAがオカダに掟破りのレインメーカー!
Sakura Genesis is TONIGHT!
— njpwworld (@njpwworld) April 8, 2023
9th match IWGP WORLD HEAVYWEIGHT CHAMPIONSHIP MATCH @rainmakerXokada 🆚 @seiyasanada
Watch Sakura Genesis live in LIVE in English on https://t.co/CcdQ1XamUA (outside Japan)#njpw #njsg #njpwworld pic.twitter.com/MzalPAsJ0i
しかしオカダも延髄斬りから卍式エメラルドフロウジョンを決めます。
あーーもうダメか!と思ったそのとき!
オカダの最後のレインメーカーをつかまえたSANADAがデッドフォール!!!
そして・・・そして・・・!!
3カウント!!!
SANADAがIWGP世界ヘビー級王座 奪取!!
9 IWGP世界ヘビー #njSG #njpw 両国
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) April 8, 2023
●[第6代王者]オカダ・カズチカ
(1/60)
○[挑戦者/NJC覇者]SANADA
SANADAが26:58デッドフォール(変形DDT)で勝利。オカダが3度目の防衛に失敗、SANADAは第7代王者に。 pic.twitter.com/Dmca1WNoUM
いやあ中継見てて思わず声上げちゃいましたよ!
SANADAがすべてを変え、新技も開発し、チームも変え、結果を出したこの光景に!
試合後の締めも、なんだかSANADAらしくてほっこりしてしまいました。
正面カメラの位置取りは間違えるわ、コメントも真っ直ぐすぎて正直なところというか、奥ゆかしさの中にも優しさが出ているSANADAの「素」が全部出ていたと思います。
そうそう、決めゼリフは「See You Next Time」なんですが、それに加えて
「帰ってもらっていいですか?」
も汎用性高くてびっくりしました(笑)。次期挑戦者としてヒロムが上がってきたときもそうだったし、バックステージコメントで記者陣にも言ってましたし。
なんていうかこう、真っすぐで爽やか系雰囲気をリング上で素の状態で出せる人っていうのは棚橋以来?かなとも思いました。そういう意味では、SANADAという選手はロスインゴ時代は「陰」の雰囲気が強かったんですが、今日の結果とコメントを見て、誰よりも「陽」の雰囲気を持っていた選手だったんだなと再確認させられました。
J5Gのタイチとのハグとか、みんなとの握手とか、あれは本当におめでとうと言いたかったですね。いままでがいままでだったから。
あと一歩で突き抜けられずにいたから。でも逆境を糧にして遠回りだったけど人より遅れたかもしれないけど、誰よりも輝いているっていうのは、LIJを結成した内藤哲也のロードそのものなんですよね。
SANADAも新日本プロレスの入門テストを落ち、武藤全日本に入り、TNAに行って新日本に上がり、着実に実績と結果を積み上げてきたからこそ、今日のこの景色があるんだなあって思いましたし、やっぱりプロレスってドラマだなと。すごく感情を揺さぶる素晴らしいものだなって心底思いました。
これからの防衛ロード、面白くなりそうですよね。ヒロムが次期挑戦者として名乗りを挙げてきましたけど、その前に金丸とジュニアヘビーのタイトルマッチをやって、それから考えるそうです。
戴冠したSANADAに名乗りは高橋ヒロム。しかし金丸義信がジュニア挑戦を逆要求。ヒロム「ご褒美でしかない」とジュニア王者のままヘビー級王座戴冠を宣言した。SANADAは「お帰りください」#njpw #njSG 両国 pic.twitter.com/hWZ3pQMgqF
— カクトウログ📶プロレス/格闘技 (@kakutolog) April 8, 2023
となると、「SANADA vs 高橋ヒロム」というこれまたビッグカードが生まれますし、LIJのメンバーと戦っても面白いですよね。
プロレスってチャンピオンが変われば防衛戦が面白くなるんですよ。これまでとはまったく違った景色が見られるから。SANADAが世界ヘビーのベルトを巻いてるっていう状況がもうすでに新鮮すぎますよね。
SANADAがデッドフォールでオカダを壮絶撃破して、悲願のIWGP世界ヘビー王座を奪取!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) April 8, 2023
なんとヒロムが次期挑戦者に名乗りも、金丸が立ちふさがる…!
4.8両国結果
⇒https://t.co/IPMnC9tnY8#njSG #njpw pic.twitter.com/AAWAFOYe7p
長きにわたり、いろいろな道を歩いた結果、ついに栄光をつかんだSANADA。
今日、両国に行ったお客さんはギフトの光景も含め、新しい世界を見せられたことでしょう。
逆境や遠回りは決してマイナスではない。むしろ、いろいろな経験が出来たからこそ、その人の人生を形づくる大切なものなんだ、ということを、今日のSANADA選手から教わったような気がします。
SANADA選手!本当におめでとう!
SANADAがデッドフォールでオカダを撃破し、悲願のIWGP世界ヘビー奪取!なんとヒロムが次期挑戦者に名乗りも、金丸が立ちふさがる!【4.8両国結果】 | 新日本プロレスリング