ドラゴンボール「ナッパの戦闘力7,000説」を提唱してみる - ドラゴンボール
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ドラゴンボール「ナッパの戦闘力7,000説」を提唱してみる

2023/04/14 編集
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コラム ドラゴンボール




ナッパの 戦闘力 7,000

ドラゴンボールに登場するサイヤ人のエリート戦士「ナッパ」。



悟空の兄、ラディッツが倒された1年後、ベジータとともに地球に襲来し、Z戦士たちを次々と倒していきました。

彼の戦闘力は公式で4,000となっていますが、どう考えてもおかしいと思うんです。

実はナッパの戦闘力は7,000ぐらいが妥当なんじゃないか

という説を提唱したいと思います。


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ナッパが4,000だとすると、ピッコロの最大戦闘力とあまり差がない説


そもそも、戦闘力をコントロールできる種族というのが宇宙中探してもなかなかいない希少種です。地球人やナメック星人はそれに該当しますが、ナッパやベジータなどのサイヤ人たちは戦闘力がコントロールできないため、気を0にしたりはできません。しかし、戦闘が進むにつれ、体力やスピードの低下に伴い戦闘力は減っていくものとします。

ここでサイヤ人編のZ戦士たちの基本戦闘力を見てみることにしましょう。

・孫悟飯 981
・ピッコロ 1220
・クリリン 1083


公式に戦闘力が計測されたのはここまで。ヤムチャや天津飯、チャオズは計測されていません。ここで悟飯を軸に戦闘力を見てみましょう。





悟飯の基本戦闘力は981ですがピッコロがナッパにコロされ、激怒した状態の魔閃光は戦闘力2,800。およそ2.85倍のアップ率となります。この倍率を考えながらピッコロの戦闘力を考えてみます。





ラディッツ編でのピッコロの戦闘力は408。魔貫光殺砲で気を限界まで溜めて1,330です。
ラディッツが

「1020……30……!!! し、信じられん!!!! まだ上がっている!!!!」

と言ったスカウター計測の場面になります。ここでは3.25倍のアップ率となっています。

対して悟空は基本416でかめはめ波で924までアップします。およそ2.2倍のアップ率です。

ここから間を取って、ベジータ襲来時点でのピッコロの基本戦闘力1,220に戦闘時の気の開放率を掛けます。その倍率を2.5倍ぐらいとして=1,220×2.5=3,050ぐらいと仮定します。

ナッパが4,000なら、ピッコロが最大限まで戦闘力を上げて3,050ぐらいまでいったとすると、もっと差が縮まっていないとおかしくなってきます。しかもナッパは本気で戦ってはいません。

「バカバカしい!俺はいま遊ぶぞ!」

というセリフからも読み取れるように、ナッパは最初から遊びのつもりで戦っています。なので4,000だとしてもそこまでパワーは出していなかったのではないでしょうか。悟飯に蹴り飛ばされてブチキレたときが唯一、戦闘力を限界まで出した場面であったと僕は思っています。

このあたりの戦闘力差における攻撃・防御力がどこまでになるかはわかりませんが、ナッパが7,000ぐらいだとすると、片手でのエネルギー波をまともに食らったピッコロがシぬのも納得ですし、





その後、悟飯の魔閃光を気が減っている状態で片手で弾けたのも納得できます。




もし7,000だとしたら、片手=3,500となり、2,800魔閃光を片手で殴って「腕がちょいとしびれちまったぜ…」状態にはなりうると思います。



悟空の戦闘力に驚いていたあの場面は?


もし、ナッパが4,000だとすると、悟空の戦闘力をベジータから聞いた瞬間、自身の戦闘力より上の数値を聞いて驚くのは当たり前です。





しかし、7,000でもこれは当てはまります。なぜかというと「戦闘力の上昇幅に単純に驚いた」という説です。それもそのはず。ラディッツ編で悟空の戦闘力は416。それがたった1年後に5,000まで上がっていたら驚くのも無理はないでしょう。

ナッパやベジータは悟空が界王様のところで修行していたことを知りません。戦闘力が変わらないサイヤ人たちからすれば、下級戦士だと思っていた悟空が復活していきなり戦闘力5,000というのは驚愕の数値でしょう。



「悟空vsナッパ」の一戦から戦闘力差を見てみる


まず、悟空はナッパの攻撃をことごとく避けます。頭上に乗っかり、ナッパが両手で捕まえに来たところを移動してナッパの腹をパンチ。仲間の敵とばかりに次々と攻撃を決めていきますが、ナッパはなかなか倒れません。

「なるほど、とんでもねえタフさなのはさすがだな!」

忘れがちなのが、この時点で悟空は戦闘力8,000以上まで上げているということです。

「カカロットの戦闘力はいくつになった!?」
「・・・8,000以上だ!」


ナッパとの戦闘はこの場面以降のことなのです。ですからナッパの最大戦闘力がもし4,000だとすると、2倍以上差がある悟空の攻撃を受けてこれぐらいのダメージで終わるはずがありません。

だからこそ、戦闘力7,000説がここで生きてくるのです。7,000ぐらいなら8,000の悟空とそこそこ渡り合えるでしょうし、タフさも相まってダメージを軽減できるでしょう。



頭を冷やせ!ナッパ!の場面


「おろかものめ!頭を冷やせナッパ!冷静に判断すれば捉えられんような相手ではなかろう!落ち着くんだっ!」

ベジータのこの激により、冷静さを取り戻したナッパは悟空とほぼ同格の戦闘を展開します。

「へ~!ずいぶんマシになったじゃないか!」

この打撃戦でマシになったと言われたナッパは口からの「カパッ」と「最高の技」を発射。悟空はこれを至近距離からのかめはめ波で迎撃。ナッパにも多少のダメージを与えます。

「ふうっ…!いまのをまともに食らったらやばかったぞ…!」

悟空がこう言うということは、不意打ちでこれを食らったら悟空でもタダでは済まなかったということです。8,000ぐらいの悟空でも不意打ちで7,000の限界攻撃を食らえば大ダメージの予感があったからこそ、とっさのかめはめ波で切り返したのだと思います。



界王拳使用でvsナッパ決着


ベジータから交代を命じられたナッパは最後にクリリンと悟飯を狙います。

そこで悟空がとっさに放ったのが「界王拳」。悟空いわく

「カラダじゅうのすべての気をコントロールして瞬間的に増幅させるんだ。うまくいけば、力もスピードも破壊力も防御力もぜんぶなん倍にもなる…」





ここでは「界王拳!!」としか言っていないので、正確な倍率は不明ですが、界王様は

「せいぜい2倍ぐらいまでのパワーに抑えておけ。いいな」

と言っているので、この時点でのナッパ相手に界王拳2倍は使わないだろうと仮定し、少しパワーを抑えて1.5倍ぐらいの界王拳を使用したと仮定すると

8,000×1.5=12,000

となり、7,000から少し戦闘力が減っているナッパを倒すのは造作もなかったでしょう。事実、ナッパはこの攻撃でKOされてしまいました。

「な…なんだいまのは…い…一瞬…スピードもパワーも急激にのびやがった!!」

と驚いたのはベジータ。この界王拳が後々、自分自身を極限まで苦しめることになるとは…。

つくづく、悟空は界王様との修行で最高の技を身につけたといえるでしょう。ただ単に力が何倍にもなるだけでなく、それ相応のリスクが体に返ってくるというのが、いまでも界王拳ファンが多いと言われる理由ではないでしょうか。



いかがでしたでしょうか。「ナッパの戦闘力は7,000」という説を提唱してみましたが、ナッパはピッコロや天津飯を圧倒するほどの強さを発揮し、特に天津飯の腕をもぎとった衝撃的なエピソードもあります。

あの当時の天津飯はピッコロよりも少し弱いぐらいだったと思っていますので、その天津飯の腕を持っていくというのは7,000という数字も妥当ではないかと思います。

さらに、ナッパはサイヤ人としてもかなり優秀なエリートであり、ベジータが幼少期の頃から側についており、戦闘力においても高い評価を受けていたことも注目すべきでしょう。

あくまで僕の想像の域を出ませんが、ドラゴンボールのサイヤ人編というのは「戦闘力」の概念が初めて登場したシリーズということもあり、未だに考察されるぐらいです。

戦闘力の考察…楽しいですよね(笑)。
みなさんもドラゴンボールの戦闘力について考えを巡らせてみると、意外な発見があるかもしれませんよ?

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