【新日本プロレス】5.3福岡大会で凱旋帰国した辻陽太選手の頭の良さを振り返る

もう各所で話題になっていますが、新日本プロレスに所属する辻陽太選手が、3日の福岡国際センター大会でメイン終了後に凱旋帰国しました。
Just 5 Guysを軒並み倒した辻選手はSANADA選手にとんでもない勢いのスピアーを放ち、ノックアウトしてしまいました。その後、辻選手はIWGP世界ヘビー級王者に挑戦表明。そしてなんとロスインゴポーズまで決め、LIJへの加入を示唆しました。
辻選手は大学時代に偶然道行く棚橋選手に出会い、話しかけたところ、「いい体格してるね、プロレスやらんの?」と声をかけられたことがきっかけで、プロレスラーを目指すようになったとのことです。
新日本プロレスに入団してからの彼はめきめきと頭角を現していきますが、中でも僕は内藤哲也選手とのシングルマッチを実現させるためにSNSを使いアピールしたことが忘れられません。
そう、5.5万いいね達成のTwitterです。かつて辻選手は、Twitterで5.5万いいねを集められたら内藤哲也選手とシングルマッチをさせてくれと会社に頼みこみ、その企画をスタートさせていました。
🔥内藤哲也vs辻陽太🔥
— Yota (@tsuji_njpw) February 3, 2021
5.5万いいね でシングルマッチ!?
目指せ5.5万!
よろしくお願いします!
If you want to see the Naito vs. Tsuji ,please like it. It may be achieved with more than 55,000.#新日本プロレス#njpw#njpwworld
この企画を通すにあたり、辻選手は「株」を引き合いに出して説得の材料としました。
内藤さんは、株式で言ったら超大手の高配当株だ。それに対して俺は、これから値上がりが予想されるであろう、IPO(新規公開株)だ。株式会社なら、大手のところに安定を求めて行くだけじゃなくて、たまにはIPOに、勇気を持って投資してみるのも、アリなんじゃないか?
これ見たときに、「頭の良い選手だな」と思ったことは忘れられません。
新規公開株とかIPOという株専門用語を出して、新日本プロレスという株式会社を動かしにかかる辻選手の地頭の良さというか、抜け目のないアピール力に感嘆した覚えがあります。
そして行われた内藤選手との壮行試合に敗れた辻選手は以下のようなメッセージを残しています。
「どんな困難があろうと、必ず自分一人の力で乗り越えてみせる。どんな荒波も乗り越えて、世界を、世界をも手にするレスラーになって帰ってくる」
それは実現しました。
いやいや…昨日見てましたが、可能性しか感じませんでしたよ。
まずはあの登場時のオーラ!赤黒のガウンに身を包んだ辻選手がガウンを脱ぐと、以前より大きくなっている体が現れます。
見よ!このダークヒーローっぷりを!
辻のなにがすごいかって、すべてのタイミングにおいて完璧な凱旋帰国だったってことなんです。
登場時のたたずまいから入場してきて顔を出すタイミング。リングに上がってJust 5 Guysをなぎ倒して、怪獣みたいに吠える姿は
「とんでもないバケモンが帰ってきやがった!」
と会場の観客、そして放送を見ていたファン全員がそう思ったことでしょう。それだけの衝撃がありました。
さらにはこのポーズ!
2021年の8月、内藤哲也と壮行試合を行った辻。そして2023年5月帰国後、内藤のロスインゴに加入決定といっていいでしょう。このポースを取ってバックステージに消えていった辻の貫禄はたまりませんでした。
このポーズを取ったタイミングが良かったですよねえ。スピアーでSANADAを倒してみんなが驚き、その興奮がちょっと冷めたところでさらなる衝撃となるロスインゴポーズを取って場内を沸かせるとは!
辻選手は頭が良いんですよ。それは海外修行に行く前から感じていました。上記のIPO発言もそうですし、壮行試合で言った「世界をも手にするレスラーになって帰ってくる」という言葉に嘘はありませんでした。
辻陽太はまぎれもなく、とてつもない可能性を感じさせてくれるプロレスラーになって帰ってきました。個人的には、いまのところ、海野、成田選手の凱旋帰国を越えましたね。海野・成田両選手はこれ、ムカついた気持ちが沸き上がってきたんじゃないでしょうか。辻選手がいきなり世界ヘビーに挑戦することがほぼ決定したんですから。
海野選手は名勝負を展開しているといっても、まだどのベルトも未戴冠。成田選手はまだネバー6人タッグしかない。それも福岡大会で落としてしまいました。
そこへ来ての辻選手凱旋ですよ。これはもうトランキーロじゃいられないですよね。
これで新世代が上村選手以外、全員帰ってきたということになります。その下となると大岩、藤田、ボルチン、ロイベ選手たちとなるため、いよいよ世代交代の波が押し寄せてきました。
さあ、辻選手の世界ヘビー挑戦はいつになるのか?6.4ドミニオンか、それとも5.22の海外興業か?G1出場はどうなる?などなど興味は尽きませんが、辻選手の言うように
「覚悟はいいか!?」
の気持ちでこれからの新日本プロレスを見ていきたいと思います!
▶【新日本】凱旋帰国即IWGP世界王座挑戦表明の辻陽太はLIJに加入か 「俺が面白くしてやるよ」 | 東スポWEB
▶新日本プロレスリング
▶辻 陽太 | 新日本プロレスリング
▶【新日本】海外武者修行中だった辻陽太が乱入!IWGP世界ヘビー級王者SANADAへ宣戦布告(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
▶レスリングどんたく 2023 2023年5月3日 福岡・福岡国際センター 全試合 - njpwworld
▶レスリングどんたく 2023 2023年5月3日 福岡・福岡国際センター バックステージコメント - njpwworld
まずはあの登場時のオーラ!赤黒のガウンに身を包んだ辻選手がガウンを脱ぐと、以前より大きくなっている体が現れます。
2023.5.3 福岡国際センター
— saki **💣🤘 (@saki_njpw) May 4, 2023
嬉しいサプライズ‼︎‼︎
お帰りなさい 🥹#辻陽太 #njDONTAKU #njpw pic.twitter.com/EG8SHKvBsP
見よ!このダークヒーローっぷりを!
「次の相手は俺だ。覚悟はいいか? 俺がプロレスをいや、新日本プロレスを面白くしてやるよ」と、宣戦布告。
— ニッカン★バトル (@nikkan_battle) May 3, 2023
【新日本】海外武者修行中だった #辻陽太 が乱入!IWGP世界ヘビー級王者 #SANADA へ宣戦布告 #njpw #njDONTAKU https://t.co/2zOgHR28ZF
辻のなにがすごいかって、すべてのタイミングにおいて完璧な凱旋帰国だったってことなんです。
登場時のたたずまいから入場してきて顔を出すタイミング。リングに上がってJust 5 Guysをなぎ倒して、怪獣みたいに吠える姿は
「とんでもないバケモンが帰ってきやがった!」
と会場の観客、そして放送を見ていたファン全員がそう思ったことでしょう。それだけの衝撃がありました。
さらにはこのポーズ!
#ロスインゴベルナブレス
— タカタカ (@8NwgIMuHiWeAA4y) May 3, 2023
あの辻陽太がロスインゴ入り!?
てか雰囲気がまるで違う
こんなに身体大きかったっけ? pic.twitter.com/NUsJvSGH6T
2021年の8月、内藤哲也と壮行試合を行った辻。そして2023年5月帰国後、内藤のロスインゴに加入決定といっていいでしょう。このポースを取ってバックステージに消えていった辻の貫禄はたまりませんでした。
このポーズを取ったタイミングが良かったですよねえ。スピアーでSANADAを倒してみんなが驚き、その興奮がちょっと冷めたところでさらなる衝撃となるロスインゴポーズを取って場内を沸かせるとは!
辻選手は頭が良いんですよ。それは海外修行に行く前から感じていました。上記のIPO発言もそうですし、壮行試合で言った「世界をも手にするレスラーになって帰ってくる」という言葉に嘘はありませんでした。
辻陽太はまぎれもなく、とてつもない可能性を感じさせてくれるプロレスラーになって帰ってきました。個人的には、いまのところ、海野、成田選手の凱旋帰国を越えましたね。海野・成田両選手はこれ、ムカついた気持ちが沸き上がってきたんじゃないでしょうか。辻選手がいきなり世界ヘビーに挑戦することがほぼ決定したんですから。
海野選手は名勝負を展開しているといっても、まだどのベルトも未戴冠。成田選手はまだネバー6人タッグしかない。それも福岡大会で落としてしまいました。
そこへ来ての辻選手凱旋ですよ。これはもうトランキーロじゃいられないですよね。
これで新世代が上村選手以外、全員帰ってきたということになります。その下となると大岩、藤田、ボルチン、ロイベ選手たちとなるため、いよいよ世代交代の波が押し寄せてきました。
さあ、辻選手の世界ヘビー挑戦はいつになるのか?6.4ドミニオンか、それとも5.22の海外興業か?G1出場はどうなる?などなど興味は尽きませんが、辻選手の言うように
「覚悟はいいか!?」
の気持ちでこれからの新日本プロレスを見ていきたいと思います!
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