【新日本プロレス】G1クライマックス 出場者多すぎ問題

新日本プロレスの夏の祭典である「G1クライマックス」。この出場者が多すぎるという問題について、内藤哲也が一石を投じた。
正論すぎる正論だ。
そもそも、G1というのは選ばれたメンバーによる「真夏の最強戦士決定戦」だったはずだ。それがいつの間にか
「全国でG1をやるために出場選手を多くし、公式戦を多くしている」ように見えるのだ。
僕もいちファンとしてそう思うし、せいぜい多くても20名だろう。32名は多すぎるし、「ほんとにそのカード見たいか?」と思うようなカードが並べられているのも問題だ。昔のG1ならば捨てカードはあまりなかったように記憶しているし、カードを見た瞬間、ワクワクしたのがG1ではないだろうか。
それが今年は32名。4ブロック制で20分1本勝負。
明らかに飽和状態だし、改悪に走っているとしか思えない。選手や公式戦を多くして全国各地でG1を開きたいという新日本プロレス側の考えなのだろうが、G1クライマックスという大会の意義をもう一度考えてもらいたい。
今年のメンバーを見てみよう。(公式より)
■Aブロック
・SANADA (Just 5 Guys)
・海野翔太 (NJPW)
・成田蓮 (NJPW/STRONG STYLE)
・辻陽太 (LOS INGOBERNABLES de JAPON)
・ヒクレオ (NJPW/G.o.D)
・チェーズ・オーエンズ (BULLET CLUB)
・ゲイブリエル・キッド (BULLET CLUB)
・清宮海斗 (プロレスリング・ノア)
■Bブロック
・オカダ・カズチカ (CHAOS)
・YOSHI-HASHI (CHAOS)
・タンガ・ロア (NJPW/G.o.D)
・エル・ファンタズモ
・タイチ (Just 5 Guys)
・ウィル・オスプレイ (UNITED EMPIRE)
・グレート-O-カーン (UNITED EMPIRE)
・KENTA (BULLET CLUB)
■Cブロック
・タマ・トンガ (NJPW/G.o.D)
・石井智宏 (CHAOS)
・鷹木信悟 (LOS INGOBERNABLES de JAPON)
・マイキー・ニコルス (TMDK)
・アーロン・ヘナーレ (UNITED EMPIRE)
・エディ・キングストン (AEW)
・デビッド・フィンレー (BULLET CLUB)
・EVIL (BULLET CLUB/HOUSE OF TORTURE)
■Dブロック
・棚橋弘至 (NJPW)
・後藤洋央紀 (CHAOS)
・矢野通 (CHAOS)
・内藤哲也 (LOS INGOBERNABLES de JAPON)
・ザック・セイバーJr. (TMDK)
・シェイン・ヘイスト (TMDK)
・ジェフ・コブ (UNITED EMPIRE)
・アレックス・コグリン (BULLET CLUB)
【注目の“ブロック分け”発表! 】『G1 CLIMAX 33』は今年も4ブロック制!なんとAブロックにSANADA、“新世代”海野、成田、辻、そしてノア・清宮が集結!!【G133】 | 新日本プロレスリング
これは多すぎやしないだろうか。
自分ならこうする。あくまでも独断と偏見で。

勝手な自分の妄想G1クライマックス(2ブロック制20名)ブロック分けも勝手に妄想ver.
■Aブロック
・SANADA (Just 5 Guys)
・海野翔太 (NJPW)
・成田蓮 (NJPW/STRONG STYLE)
・棚橋弘至 (NJPW)
・石井智宏 (CHAOS)
・矢野通 (CHAOS)
・YOSHI-HASHI (CHAOS)
・鷹木信悟 (LOS INGOBERNABLES de JAPON)
・タイチ (Just 5 Guys)
・グレート-O-カーン (UNITED EMPIRE)
■Bブロック
・ウィル・オスプレイ (UNITED EMPIRE)
・アーロン・ヘナーレ (UNITED EMPIRE)
・ジェフ・コブ (UNITED EMPIRE)
・EVIL (BULLET CLUB/HOUSE OF TORTURE)
・清宮海斗 (プロレスリング・ノア)
・オカダ・カズチカ (CHAOS)
・後藤洋央紀(NJPW)
・辻陽太 (LOS INGOBERNABLES de JAPON)
・内藤哲也 (LOS INGOBERNABLES de JAPON)
・ザック・セイバーJr. (TMDK)
これぐらいでちょうどいいのではなかろうか。まだ多いと思うが。そして2ブロック制に戻す。
場合によっては16人に減らしてもいいはず。G1とは選ばれしレスラーしか出られないからだ。
優勝戦線に名乗りを上げられそうにない選手は出場できなくて当然だし、それなら
19名を確定にして、残り1枠の出場権を賭けて予選をやればいいと思う。
そうすれば普段、日の目を見ない選手だってファンの見方が変わるだろうし、予選枠を勝ち上がってきた選手に対しての思い入れも深くなる。
プロレスは大河ドラマだし、思い入れの深さが物語るジャンルだ。いきなり出られるほど甘くない大会だと思うし、敷居は高くていいと思う。そのほうが見ているこちらだって緊張感を持って見られる。
あらためて言うが、新日本プロレスのG1クライマックスとは、
新日本プロレスの中でも選ばれし選手たちによる、真夏の最強戦士決定戦なのだ。そこに入れない選手がいて当然だし、出られないからこそ、来年こそは!という意気込みを見せる1年にもなるだろう。というか今回は「史上最大」というキャッチフレーズを使いたいがために、32名になったような気がする。
完全に個人的主観になるが、見ている僕としては、出場者が史上最大とかはどうでもいい。普段の試合では見られないゴールデンカードが多く組まれていればそれでいい。
まだ収まっていないコロナによる体調不良のためのオブザーバー的な役割も含めて、余裕をもたせた人数ではあるだろうが、それでも見る側はちょっと気持ちをアゲるのが難しい大会もあると思う。
もちろん、新日本プロレスには僕のこんな個人的な妄想など軽く吹き飛ばしてほしいし、G1が始まって「あの選手がこんなすごい試合するのか!!」と手のひら返しをぜひさせてほしいと切に願っている。
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