自動販売機にみる「心理的マーケティング」
どこにでも設置されている「自動販売機」。
あの商品陳列方法、どのように決められているのかご存知ですか?
ただ単に並べているだけではないのです。
そこには、人間心理をたくみに利用したマーケティング方法が
行われていたのです。
まず、お金を入れる位置に注目してください。
ほとんどの日本人は「右利き」であるため、お金を入れる位置は
必ず右側にあります。
そして、次に商品を見てください。
お金を入れると、自然と自販機の右側の商品にも目が行きます。
ここに「新製品」を配置する場合が多いのです。
逆に、左側には「売れ筋商品」を配置します。
看板商品は、放っておいても売れるので、企業側が売りたい商品は
自販機の右側に配置されている場合がほとんどなのです。
かくいう私も、「ホントかよ」と思い、近くの自販機を見てみました。
右側にはやはり新製品が並び、左上には、「お茶」「ポカリ」などの
ペッボトル商品が左上に並んでいました。
自販機ひとつとっても、人間心理を考えた構成になっています。
これから、自販機で飲み物を買うときに、少し注意して見てみてください。
結構考えられた配置になっているはずです。
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