ホホジロザメは人間を“食べる”のではなく、“味見”をしていただけだった
映画“ジョーズ”のモデルになったといわれるホホジロザメ。
このサメは長らく人食いザメとして恐れられてきました。ところが最近の研究で
このサメは人間を“餌”としては見ておらず、単に“味見”をしているだけ
ということが明らかになったのです。
「好奇心が旺盛すぎて味見しちゃったよ」程度だそうで・・(笑)。
捕食はせず、味見したら解放するということがわかったのだそうです。
それでも襲われた人にとっては、災難以外の何者でもありませんよね。
これらの獲物リストを見るかぎり、人間は餌の範疇に入っていませんが、平均体長は4.6メートルだが、中には体長が6メートルを超え、体重は最高で2268キロという記録もある。
獲物のにおいを嗅ぎつける優れた臭覚を持ち、ほかの生き物が発生させるわずかな磁場を感知できる器官を持っている。主な獲物は、アザラシやオットセイ、小さなクジラ、ウミガメ、腐肉などだ。
テレビの企画で、籠に入ってホホジロザメに触る様子を見ていると、
あんなのが海中で遠くからやって来るのを見たら、パニック間違いなしです。
できれば映像の中だけで見ていたい生物のひとつですね。
追記 2011/5/9
メキシコ北西部のグアダルーペ島沖で巨大なホホジロザメが捕獲されました。
体長は5.5メートルで、非公式ながら過去最大だそうです。
とのこと。この荒くれ者には“アパッチ”の名がつけられ、「全身が傷跡だらけで、桁外れの荒くれ者に違いなかった」
ホホジロザメの生態を調べるための追跡調査のターゲットになったのです。
というのも、ホホジロザメは国際自然保護連合(IUCN)によって
絶滅危惧II類(危急)に指定されているからです。
その生態がわかれば、保護にもつながるということで、調査チームは
「大きさは問題ではない」と述べています。
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